見出し画像

イオンモール豊川開業。果たして?

イオンモール豊川開業。近隣イオンは?増便も検討?

名鉄豊川線増便へ | 東日新聞 (tonichi.net)

この記事によると

大型商業施設イオンモール豊川の来春開業に備えて、最寄りの名鉄八幡駅を発着する名鉄豊川線が増便される見通しとなった。他店と比べても駅に近い立地を生かし、鉄道での来店を促す取り組みも検討される。

 イオンモール建設地は八幡駅の南側にあり、最も近い東側出入り口との距離は約430メートル。徒歩にして約6分の近さにある。開業後は、名鉄本線と乗り換えができる国府駅と、JR飯田線と乗り換えられる豊川稲荷の両方面からの乗降客増加が予想される。

https://www.tonichi.net/news/index.php?id=98748&s=09

従来のイオン豊川店は?


ちなみに2023年の春に豊川のイオンモールは開業するが、一方で従来のイオン豊川店はどうなるの?という疑問に関してはとりあえずの「存続」という形になる。
まぁ、どこぞの茶屋イオンの開業のように南陽が残り、というパターンと似ているけどまさかベイシティが潰れるとは……おっといけない。

イオンモール豊川 2023年春開業予定!200店舗が出店!テナントは?最新情報も-出店ウォッチ

イオン豊川店は存続へ - 東愛知新聞

さて、本題の豊川線増便について

イオン豊川店のことは置いといて、今回は「イオンモール豊川」開業で「名鉄豊川線」増便についての話。
東日新聞の記事では以降にこのような記述も。

11月に名鉄側から少なくともイオンモール開業時には増便対応をする意向を伝えられたという。

https://www.tonichi.net/news/index.php?id=98748&s=09

このような記述もあるため、今回の「増便」はテストモード的な対応になる可能性もある。

ただ、豊川市側も

八幡駅付近には新たな住宅地も整備する計画で
(中略)
「名鉄豊川線は市民の重要な移動手段であり、利便性の向上は市民の住環境の満足度に直結し、将来の人口増加にも寄与するもの」と強調。

https://www.tonichi.net/news/index.php?id=98748&s=09

そのような背景から、本格的な増便への動きも求めているようにも感じられる。

豊川線は2度の「改正」で減便の憂き目に

名鉄豊川線は2021年の5月22日の「改正」平日昼間急行「直通」運転が取りやめになり、線内折り返しの普通に置き換えられることと、さらに同年の10月30日「改正」「直通」運転分を含む全日昼間帯の削減がなされた。

当時の「改正」では需要と供給を照らし合わせた上での「削減」であったが、正月の豊川稲荷参拝時に「減便時間帯」にぶつかるなどの問題点も指摘された。

今回のイオンモール豊川開業に伴い、平日はともかくひょっとすると土休日の「豊川急行完全復活」も十分に考えられる。

ただし、平日に関しては東日新聞の記述にもあるように「あくまで開業時の対応」として臨時の線内折り返し増便対応に落ち着く可能性も十分に考えられる。

さて、車両は?ひょっとして全日「東岡崎から準急」化?

昨今の豊川急行(国府急行も含む)は6000系などの車両が多く目立つ。もう一方の本線急行である豊橋急行が3500系や3300系、新型の9500系などVVVF車のみで構成しているのと比べると格落ち感が否めない。
ただ、休日に特別停車する有松に加えて美合や本宿周辺から豊川方面の利用客を考慮するとなると昼間帯も平日夕方同様「東岡崎から準急」化される公算も高い。
ただ、そうなると従来の6000系では性能的に物足りなくなるのでは?と推測される。

となると、豊橋急行同様にVVVF車中心の運用がなされる可能性は十分に考えられる(折り返し運用の送り込み運転等をのぞいて)。

一方、ダイヤは有松特別停車だけではなく「東岡崎以東準急」となると後続の特急にも影響を与えかねない。

となるとこれらを全て停車させる時間帯は本来鳴海で待避させた普通本笠寺まで先行する形を取り、急行は堀田ではなく鳴海で待避させる可能性も十分に考えられる。

逆に上りの場合は有松特別停車かつ「東岡崎以東準急」化させた場合、本宿で快速特急を通過待ちするため退避するダイヤ構成になる可能性もある。

ただ、あくまでも有松特別停車かつ「東岡崎以東準急」化させた場合に限った話であり、どちらかが外された場合はおそらく従来のダイヤが踏襲されるであろう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?