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名古屋市交通局説明会の感想と疑問

以前の話「【速報】3/12名古屋市交通局説明会」を見るとこちらの話の内容が分かりやすくなります。こちらからご覧ください。


さっそく。昨日は一昨日のハードスケジュールが重なり爆睡。今日はこの後コロナワクチン接種(3回目)←どうでもいい。

1)出席者(数)

あの小さな会場で結構人が入った感じ。定員50名の予定だったけど2倍近くは来た感じ。年配の方メインだったけど、主婦の人とか「関心」ある人とかぼちぼち。まぁ、あの会場は選挙とかでも投票場として使われるから。

2)意見

予定通り「批判的」な意見がメイン。中には高速料金の手直しについての意見もあったが、交通局的には↓(引用側で勘弁→法律運用上)

「意見」側を採用しても100円設定を目標とすると割安感。

そして「距離制or均一制の選択」みたいな「回答」もあったけど、「距離制」を選択する事業者でも「均一区間」設定しているところあるし、かつての市バスは●区制だったし、名鉄バス撤退前の黒川11「北部市場」線とかは「北部市場」起終点のみ「距離制」だったし。前例たっぷりじゃん。

年配の方が多かったためか「質問」がゆっくり気味な一方、主婦の「質問」に関しては関係者との間で緊張感があったりと。まぁ、「廃止反対」前提の質疑応答だったので荒れるのはわかっていましたが。

大半は「高速1」関連。中には、「有松12」のルート変更素案に「高速1」廃止素案が「重なり」、地蔵池バス停利用者だけど緑区役所に「バス1本でいけないので困っている」と困惑している年配の方の意見も。

関係者も「御理解を」の一辺倒(関係者の中に「地元」の方もいたようですが)。質問者の中には関係者に向けて「一緒に廃止反対を」(議会の採決で決定するため)と呼びかける一幕も。

結局会合では出席者による挙手がなされ、「廃止反対」の挙手が圧倒的多数で関係者に「報告」(有効なのかどうかはわからん。まぁ私も「反対」だけど)。

説明会終了後も「関係者」への質疑が続いていた。長かったためか会場の管理者から「次、ありますので」と退去を命じられる一面も。

3)疑問と問題

まぁ、こんな感じで進んだわけですが、ひとつ疑問も。

他のエリアでも実施されたか、ということ。

今回の改正は特に「高速1」の廃止が表に立ちすぎて紛糾することとなったが、実は隠れて問題になっていた「鳴海12」。

実は現状の「有松11」は名鉄有松から星崎町までを名鉄名古屋本線と並行しているため、変更し素案では「鳴海12」とした説。

路線によっては名鉄線など鉄道線と完全に並行した路線もあるので、その路線の変更の有無も気になるところ。

あと、「高速1」は中区エリアも地上区間を走っているため、中区や昭和区にも一部影響あると思われるが、担当者は「基幹バスを」の一言(細かいバス停の件は気にしていない様子)。

また、「高速1」の廃止で沿線の緑区役所関連の路線も失われることになるが、代替と言われている「鳴海12」も郷前や下切エリアをカバーするのみで、有松エリアの大半はカバーされていない点。

いづれも担当者の言う「鉄道とバスとの結節」に、そして「夕張になってはいけない」という部分にあまりにこだわりすぎて肝心の市の機関と住民を結ぶ役目を放棄しているのではないかと一瞬疑いたくなるのが私の感想。

それなら区役所の関係者に頭下げて駐車スペースやバス停のスペースを確保した上で変更、という知恵は働かせられなかったか?そんな疑問を抱いてならない。

(続く)

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