化粧品と薬用化粧品の使い分けポイント
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化粧品と薬用化粧品の使い分けポイント

一気に涼しくなって夏のスキンケアから秋冬へ向けたスキンケアへ移行し始めている方も多いのではないでしょうか。

そんな新しく化粧品を選ぶときに知っていると少し役立つかもしれない化粧品と薬用化粧品のポイントをお伝えしていこうと思います。

薬という文字が入っているので、薬用化粧品のほうが化粧品よりも効果があるイメージがありませんか?

しかし答えはNoです。

Noというよりは使用する目的が違います。



普段使用している化粧品や薬用化粧品てどんなものかな?と知ってみると他の人と違う目線で、化粧品選びがより楽しくなると思います。

難しい言葉は使わないように、簡単に簡潔にまとめていきたいと思います。


肌を守るためのルール

まず「化粧品」「薬用化粧品」どちらも人体に対して効果が緩やかであることが決められています。

効果があるということは、良くも悪くも肌を変化させてしまう可能性があるので、ある意味危険ですね。

例えば誰もが気軽に購入できる化粧品でシミが消えるものがあったとしても、そんなシミが消えるほどの効果があるものを使用して、肌はどうなってしまうのかと思いませんか?

そもそも化粧品でシミを消すことはできませんが、ルールを少し知っているとよくわからない広告にも惑わされにくくなります。


化粧品で今の肌を維持

化粧品は今ある肌を数日、数ヶ月、数年先へと維持するために使用するものです。

身体は食べた物で作られるので出来上がった肌は既に完成品です。それをスキンケア化粧品で白くしようとか、ハリを出そうとか変えることはできませんよね。

あくまで足りない潤いを補うもの、しかしそれがとても重要です。

顔を洗ったままでは乾燥してしまうので、化粧水や乳液で潤いを補います。

すべての化粧品には成分が記載されていますが、そこにもルールがあります。
・全成分を配合量の多い順番に記載する
・1%以下のものは順不同でも可

そして美容業の方は聞く機会があるかもしれない化粧品登録という言葉。化粧品を登録しなければいけないところはありません。ただ、化粧品に使われる成分は日本化粧品工業連合会に必ず登録しているものでないといけない決まりはあります。

サロンで扱う商材など、大切なお客様に使用する物のことはしっかり理解しておきたいですね。化粧品登録の詳細も講座の方に組み込まれています。




薬用化粧品で予防ケア

維持する化粧品に対して薬用化粧品は予防がポイントです。

医薬部外品の中に薬用化粧品があります。

ニキビを治したり、シミを消したりするようなことは薬用化粧品であってもできません。それらをできないように、トラブルを予防するためのスキンケア化粧品です。

化粧品と違うポイントは
・作るときに厚生労働省へ申請が必要
・有効成分を配合(ニキビやシミ、乾燥などを防ぐなどの成分)
・全成分記載しなくても良い

ニキビやシミ、乾燥などを防ぐような有効成分は必ず記載しないといけませんが、それ以外の成分は化粧品のように全成分を配合順に記載しなければいけないルールはありません。

正しく安全に作られているものでも、季節的に肌が敏感になったりすると赤みやアレルギーのような反応が出てしまう場合もあります。

そのような時期は全成分がわかっている化粧品のほうが、何に反応したか原因を特定しやすかったりもします。

化粧品、薬用化粧品は常に一定でいれるように防腐剤などで安全に保たれていますが、肌は体調やストレス、環境や気温、湿度によって影響を受けてしまいます。

肌を観察してスキンケアで使用するものを選んでいきましょう。


こんなとき何塗る?

化粧品や薬用化粧品は効果が期待できないなら何でも良いのかということではなく、肌に足りないものを補う重要な役割があります。

最近汗かいてないな、皮脂も減ってきたかなと思ったら、皮脂膜に近い成分のスクワラン配合のスキンケア化粧品を追加してみる。

なんだか水分量が足りていないかもと思ったら、日本酒コスメなどによく含まれるアミノ酸系の保湿成分、肌の水分をキャッチする働きがある天然保湿因子に近い成分です。

季節の変わり目、肌のバリア機能が低下して敏感になりつつあるかもと思ったら、角層のバリア機能を担ってくれている細胞間脂質の約半分を占めるセラミド配合のスキンケアを中心にする。

肌が黒くなりやすい、シミができやすい、日中外にいることが多いときは日焼け止めはもちろん塗るとして、メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぐ薬用化粧品にする。

このように目的に合わせて、選んでいくといつもと違う角度から化粧品を捉えて新しいものに出会えるかもしれません。

そして化粧品は成分や効果だけでなく、選ぶときや使用するときのワクワク感も肌をキレイにしてくれる効果のひとつです。

スキンケアの時間がリラックスして自分の肌をいたわる幸せな時間になりますように。



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坂下 莉咲|スキンケア指導士インストラクター

肌悩み解決のきっかけになれたら嬉しいです😊

Happy😍
インナーケアとスキンケアのダブルアプローチ|(社)日本爪肌美容検定協会爪肌育成カウンセラー|専門学校特別スキンケア講座講師|美容コラム毎月連載| BeautyPro46所属|コスメ薬事法管理者|発酵食品マイスター|https://linktr.ee/risa_sakashita