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たまには映画のレビュー書いてみます

今日は駆け込みで仕事帰りに映画館に映画を観に行った。

いつも私が観たいと思う映画は、調べてみたらあと数日で近くの映画館は上映終了ということが多く、
今回も明日で終了で、明日は行けないから必然的に今日しかなく、オンラインでチケットも予約しておいたので仕事が終わってからそそくさと映画館に向かった。

今日観たのは『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション後章』通称デデデデ。


あのちゃんとYOASOBIの幾田りらちゃんが主題歌と声優をやった映画ということで、1ヶ月くらい前に「前章」は観ていたので、そのあとの「後章」も絶対観ようと楽しみにしていたのに、なんだかんだですっかり忘れていた。


たまたまこちらのnoteでその映画のことを書かれた蛙さんの記事を一昨日くらいに見つけて読んで、ああ、そうだ!と思い出し、急いでオンラインでチケットの予約をした。
その蛙さんの記事がこちら↓↓↓



この映画の原作の漫画自体は私は全然知らなかったので、パンフレットから引用すると、2014年から2022年まで8年ビッグコミックスピリッツで連載をされていた浅野いにお原作の漫画で、第66回小学館漫画賞一般向け部門、第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したのち、2022年春に全12集をもって堂々完結を迎えたとある。

私は知らなかったけれど、知る人ぞ知る好きな人はこの浅野いにおワールドが大好きな人も多いようだ。

前章の時に、音楽好きの私なのであのちゃんの曲は音楽サブスクAWAで聴いていて、それきっかけでというのもあるし、この映画を観たというAWAのプレイリスターさんのレビューきっかけで、私のアンテナにもビビっときたので、なんの先入観も知識も入れずに観に行ったのだけど、あまりアニメやマンガを観ることから最近はとんと遠ざかっていたので、アニメってどうなんだろうとは思っていたが、結論的には今の時代にまるでありえない事とは思えないようなリアルな感じのする、観ていてすごく感情移入できるし、またその世界観と人類滅亡のカウントダウンという壮大なストーリーと絵もすごくよかった。


映画をみながら私が感じていたことは、もしもどうせあと1ヶ月で死んじゃうとするとしたら、、それでも変わらない日常を送れる幸せと、誰かが誰かを大切に想う気持ちや、それでも理不尽に死んでしまう人生を思う時に、人の一生って儚いけれど、何かが終わっていく限られた時間にふと振り返って、自分は何を大切だと思って生きていたかな‥と考えさせられていた。


そして無性に、どうせ死んじゃう命なら意味なんてないかもしれない人生かもしれないけど、私なりに私としての命を全うするように生きて笑って、後悔のないように生きた方がやっぱりうんといいよなと感じていた。



私にとって、どうしても観たいと思ってたまに映画館に観に行く映画やアーティストのライブは、本当に心の栄養、明日からの生きてく活力になる。


私的にはエンターテイメントな純粋に楽しめる映画やキュンとする恋愛物映画より、観ていろいろと考えさせられる映画やドキュメンタリー映画なんかが好きだ。

今年になってから映画館に行って観た映画は3本。

⚫︎児童文学「魔女の宅急便」の原作者の角野栄子さんのドキュメンタリー『カラフルな魔女』

⚫︎GEZANのマヒトゥザピーポー初監督作品『i ai 』

そして今回の
⚫︎『デッドデッドデーモンズ デデデデデストラクション』


映画ってどうしてこう、観たらいろいろと考えさせられるんだろう。それも映画の種類によっては、観た人それぞれに、そう感じたり考えて欲しいと意図する監督の思いっていうのもあったりするんだろうな、、


そしてその余韻に浸りたくて、買ってきたパンフレットを眺めながら帰ってきてからお酒を飲みながら、余韻冷めやまぬうちにとこのレビュー記事を書いてみました。