見出し画像

ネット疲れしてませんか?

こんにちは!自粛も延長が決まり、まだ先行きが不透明な時間が続きそうです。そんな中、今日は「料理」とは関係ない投稿です。

それは、ネット疲れしていませんか?ということです


・・・というのも、このところ仕事の件でいくつかメールやメッセージをやり取りする中で、「最近はFBを見たくない」とか「オンライン**疲れしている」などという事をとてもたくさん聞くようになりました。

でしょうね。

後だしじゃんけんのようですが私もコロナ禍が蔓延する前、みんなが「リアルで会わなくてもこれで代用できるよ!」・・・レベルにオンライン化し始めた時から、ちょっとした違和感を感じていました。
本当にそうなのかな?
楽しいっちゃぁ楽しいけど、やっぱり別モノだよね・・・
もてはやされるオンライン化、急速に広がる在宅化に心がついていきませんでした。

それでも・・・

そんなこと言いながら、ついていかなきゃ!とばかりにZoomやインスタライブなど、この状況でも皆さんに提供できることはないだろうか?とあっちこっち手を広げました。
ええ、違和感感じていながらも「今まで通りじゃだめだ」「遅れてしまう」という強迫観念があった気がします。

だけど、どうよ?

でも、正直、どれも「これ!これ!これがいい!」って心から思うものがないのです。「全然オンラインでいけるじゃん!」って思えないのです。
それどころか、「これはリアルとは全然違う」「私が提供したいのはリアルなんだ」という思いは募るばかりです。

世の中では

その一方で、世の中では「世界は変わり、もう元には戻らない」と声高に言われ始めています。

ええ、全くその通りだとお思います。

もうオンラインのない時代には戻れないし、家に居ながら体験できるものの選択肢も猛スピードで広がっています。

そしてニュースでは「飲食」「観光業」「ショービジネス」など、「打撃を食らってひん死」の業界ばかりスポットライトがあたり、不安と恐怖をあおられます。
でもその一方で、急速に販路を広げ、拡大している業界もあるのです。

もっと言ってしまえば、同じ業界でも提供している商品やサービスの違いで、「オンラインでもいける!」ってものと「さすがにオンラインじゃ無理」って明暗?が分かれているケースもあります。
これには経営者の好みやスタイルというソフト面も影響しています。

単純にどっちがいいとか、優劣とかいう話ではありません。

じゃ、自分はどうよ?

ただ、私自身はこの不安があふれる時間の中、「損をする業種だった」「自分の大切にしているものはそうそうオンライン化できない」という悲壮感や置いてけぼり感がないといったらうそになります。

以前と変わりなく、もしくは拡大の希望をもって「オンライン化」を薦められる業種や業態、その人の在り方など、「勝ち組」がいます。
その反対に、今の自分を考えると心底落ち込みます。

そしてそんなちっぽけな損得勘定ではなく、世界を根底から変えている今にあって「これからは自由な時代、自分を大切にする時代」といきなりグローバルな話を聞くと、正直心がやさぐれます。

そんなにすぐ切り替えられないよ。だって収入ゼロなんだから・・・と。

じゃ収入があればいいのか?

そんな単純な問題ではありませんが。逆に言えば、そう単純に考えたらやる気とかやさしさが生まれるのかもしれません。

きっと人間が未熟なんでしょう。
なにも人間の気持ちを前向きにするのは「お金」だけじゃありませんよ。って声も聞こえます。
だけど冷静に考えて「やったこと」に「対価」がないと、今の私は「やってられません」。

一方で、こんな時は皆寄り添い・助け合いましょう!!という素敵な声もたくさん聞こえます。

まったくそうです。その通りです。
でも私は了見の狭い人間なので、まずは自分のベースを自分で確率できないとそんな素晴らしいことを言えません。
「お金じゃない大切なものがある」

・・・

ええその通りです。

そんな中で、自分をささえているもの

人の価値観も体感も変わり、当然もう「コロナ前」にはもどれないのです。

そして、オンライン化に対する自分の違和感は消えません。
本当に戸惑っています。

そうは言ってもインスタライブや動画配信の新しい体験に「楽しいね」はあります。当然このサークル活動もそうです。

しかし、今まで提供してきた「リアル」な場所に比べたら全く違うものを提供していると思っています。
だからこそ思うのは、ポストコロナにあってどうなるか?というと、完全に「オンライン・リモートの時代」になるのではなく、逆に「リアル」の価値が見直され高まる」と思っています。
というか、そう思って自分を鼓舞しています。

元に戻りたいとか、戻れるはずだとは思いません。

だけど、リアルの体験、空気感、意図しない出来事など・・・リアルを提供することは「もっとすごい価値になる」と思っています。

皆さんと直に分かち合い、一緒の空気を吸いながら体験するということです。

最後に

今日テレビを見ていたら劇作家の人が言ってました。

映画があっても舞台はなくならない。
舞台は舞台の良さがある。
自分もそんな感じかな・・・と思います。

私達は感情や感覚をもった人間です。
人間であることはコロナ前も後もかわりません。
その場の空気や自分が対面した相手に及ぼす影響というものが、必ずあると思っています。

リアルで伝える。そしてオンラインはその補助になる。
ということを前提に、これから自分のコンテンツを見直します。

これまでは蓄積する過去からの連続の疲労・・・つまり「料理の苦痛」に焦点をあてていました。

けれどこれからは、どっちかというと「もう同じ過ちは繰り返さない」「生まれ変わる」という選択ができるチャンスでもあります。
いつの日か来るリスタートのために、私は新しく皆さんを助けられるネタを集め・研ぎ澄ませたいと思います。

ご清聴ありがとうございました!

ぜひとも「見るだけ料理教室」プランご参加下さい。
皆様のご意見やお悩みに寄り添いたいと思います。

最初のオンラインサロン(ただただ希望者が集まって話すだけ)を5月15日11時からやります。
プラン内記事にURLを張りますので、どうぞお楽しみに!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?