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『私的気まま子育て帖』Parenting note

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夢中だった日々を ゆるめに振り返りつつ 気ままに綴る 子育てあれこれ
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#子育て回顧録

『Dear Girl』

いつからか 大人びて笑うことを覚えて いつからか 涙を隠すようになっていく 差しのべた手を 嫌がって ひとり遠くを 歩き出す 迷う小さな その背中 心配ばかりが 募る日々 頬を通る 朝の風 大きく広げて 君の羽 今はここで 見守ろう 誰より強い 眼差しで いつの日か 心に芽生えた希望の種 いつの日か 小さな蕾が開いてく すぐに抱っこをせがんでた 幼いままの 無邪気な瞳 いつも優しさ携えて 笑顔で歩いていてほしい 心を潤す 春の雨 優しく包んで 君の夢 今はここで 信

私がサンタだった日のこと

「恋人がサンタクロース」という歌があるくらいなので、彼がサンタなんてこともあるのだろう。 1980年に発売され、小学生から中学生の頃に何度もすりこまれ聞いた曲。 サンタは偶像だと知り、クリスマスが楽しいのは子どもだけだね。 子どものくせにそう思っていた私に、ささやかな夢を運んできてくれた曲だった。いつか私も"隣のお洒落なお姉さん"になるんだと思いながら。 にもかかわらず、私はかなりとんがってひねくれた乙女に成長した。プレゼントとかクリスマスとか「なにそれ」的な冷めた目で見て

【夏休みの宿題ギリギリ派】終わらない朝、娘との思い出

夏休みの宿題。ギリギリにならないとやらない、という話をよく聞く。 それって、どのくらいのギリギリ? 前日?終わらないで朝を迎えたことは? 逆に、7月中にもう終わったよ、という話をあまり聞かないのは、終わった人は謙遜しているから言わないのであって、本当はみんなちゃんと終わっているのだろうとずっと思っていた。 私は3人兄弟だが、ぎりぎりまでかかって親に叱られて、という光景を子どもの頃に見た事がない。だから、のびた君みたいな人はマンガの話。大袈裟だと思っていたのだ。 🥀 で

学校祭の一人歩きは

我が家の周辺地域では、今週土日と来週土日と、この4日間くらいが 高校の学校祭のピークだと思われる。 娘たちは違う高校に通っていたけれど、学校祭の日にちが重なることもあり、午前中に学校祭のはしごをしたものだ。 高校の学校祭って自分の時もそうだったのだろうけれど「THE・青春!」という空気がムンムンしている。 車で15分ほどしか離れていない高校だったので、移動は大変ではなかった。でも、おばちゃんひとりで高校生の中をうろついていると、若さが溢れまくっていて圧倒されまくりだった