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『私的気まま帖』essay note

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「非凡でなくてもいい、きみとなら何かが話せそうさ」がモットー 気ままに思いつくまま
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2020年12月の記事一覧

note、2年目を振り返る。~2020という禍の中で~

師走、年の瀬が近づいてきた。 流れるジングルベルが第九へと変わり、寒風の店頭にお正月飾りが並ぶ。 noteに投稿を始めて丸2年だ。 この時期、毎年1年が早かったと思う。そう思いながらも、あんなこと、こんなことと、その年の思い出があったりする。どんなにあっという間でも、1年の軌跡がそこにはある。とはいえ、今年はひと味違う。 この1年残っている記憶の多くは仕事、仕事。近年まれにみるほど仕事に多くの時間を費やした。そしてそのしわ寄せは当然プライベートの減少に決まっている。定時で帰

そろそろ手元に届くころ~師走の夜~

先日 切手を購入するために郵便局へ行った。 味気ない切手ではなくて、かわいい切手を求めて。 前に切手を購入したのがいつだったのか思い出せないほどには、切手を貼って手紙を出す、という行為から遠くかけ離れていた。 郵便局にはよく行く。ATMはもちろん、荷物を送ったり受け取ったり。送るときにちょっとしたメモ程度の短い手紙を入れるけれど、封書ではないから切手は使用しない。 事務的な封書、例えば最近ならふるさと納税のワンストップ申請書のような、そんなときには、近所に遅くまで開いてい