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メットライフで連勝ー3位に浮上したファイターズ。ところで観客は、お金払ってたら何を言ってもいいと思いますか?問題について考えてみた。

ファイターズ2020 8/26 58試合目 メットライフ生命西武ドーム L×F 5対8

まだ暗い明け方、みーちゃんのくしゃみ鼻水の音で目が覚める。息が通りずらそうにしてるけど、お腹も空いているらしい。枕元に佇んでいる。起き上がり餌を食べさせ、涙目にたまっている目を拭いて、鼻をコットンで拭く。ものすごく嫌がるけど楽になるようなんで心を鬼にしてやる。

パソコンを立ち上げて、さて昨日の試合を書くかと、ネットニュースを拾っていたら、こんな記事が目についた。

「金返せ!」 

返しません。負けて悔しいのか。負け試合は見てて面白くないからか、知らんけど。お金払ってるお客だからって、何言ってもいいとされているのは、なぜだ?

野球の試合は、引き分けもあるけど、大抵はどっちかが勝って、どっちかが負けるんだよ。野球の試合のチケットを買って観戦するとは、それも込み。当たり前だ、そったらことはわかってる、わかってたってやるせない気持ちをぶつける場所がないんだ。鬱憤ばらしだ。プロ野球チームは、そういう観客の気持ちを受け止めるのも入場料のうちなんだ。

さあ、どっちの立場を取るか。考えてみよう。

わたしは、ファイターズのファンなんで、ファイターズの立場で言うと、チームの負けが込んでいる時に罵倒されると、自分も落ち込んでしまう。負けている時ほど、どうすりゃいいのかなあって、わたしが考えたって仕方ないのに、考えようとしてしまうタイプ。

あと選手もプロ野球選手である前に人間だと思ってるんで、他人に向かって言っていいことと悪いことがあるのは、当たり前。ミスをしたり打てないから「死ね」だの「カス」だの「ゴミはいらねー」だのは、論外。人間はゴミじゃありません。

そういうのってツイッターとかで目立つんだけども。プロ野球ゲームのやり過ぎかとも思う。選手はゲームのキャラじゃないしコマでもないんだぞ。一人の人間だし、現実の野球の試合は、電子ゲームのようにスイッチで変換できないし、コントロールもできない。予測できない感情を持つ人間が織りなす、先の見えないドラマーになるから面白いんだもん。

だからといって罵声を浴びせたり、怒鳴ったりする「野球ファン」は、歴史的にずーっと延々と存在する。大昔は、グラウンドに観客が大勢降りてきて殴り合いの大騒動すらある。境界線は、今よりずっと曖昧だった。

北海道に来てからのファイターズは、常に観客の50%超が女性ファンで、今も5000 人が上限の札幌ドームのスタンドでもテレビ画面に映される大半は、女の人で、やっぱり基本「成人男性の娯楽」であり続けてきたプロ野球の歴史的には、特殊なんだと思う。当初から「北海道のファンは優しい」と言われてきたけれど、優しくないー罵倒するのが当たり前のプロ野球文化をはじめから知らないわけだから。態度に出すのが少なかっただけではないだろうか(スタンドで執拗に悪口を言い続ける人は、一定程度はいるからさ)

それにしても味方の投手が、スリーボールになったら拍手で応援するという「新しい作法」を誰の考えでもなく自然発生的に生み出した札幌ドームのファンは、本当に素晴らしい。かつて巨人から移籍してきた林昌徳投手は、最初は3ボールになって拍手だなんてバカにされていると感じたそうだ。応援だと知って驚き、感激したって話していた。セリーグでは到底考えられない現象だったことでしょう(3ボールになったら「何やってんだ。しっかり投げろ!このやろう!」がふつーのはず)

試合から話がずれたまま、どんどん進んでしまったけど。

ファイターズは、メットライフでライオンズを相手に連勝。去年、一昨年とやられまくった記憶しかないので、カード6連勝してるとは、全く気がついていなかった。2敗しかしてないんだって。リーグ二連覇のライオンズへの対策は、しっかりしてきたってことなのか。ライオンズの調子が悪いだけなのかわかりませんが。

ファイターズファンは、今日も勝って3連勝スイープを願い。ライオンズファンは、連敗ストップを願う。そのせめぎ合いもまた。プロ野球の楽しみなり。


トップの写真は、こちらの東スポ、リンクした記事から拝借しました。ビアヌエバ大活躍だね。ロンロンの心境やいかに。


ファイターズ 29勝26敗3分 楽天が負け3位に浮上!今期初のAクラス😀






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