見出し画像

安打で勝って勝負に負けた。ホークスの魂は松田宣浩ーファイターズの魂は、中田翔ー二人の打席が勝負を分けるー

トップの写真は、リンクしたファイターズHP スコアボードから拝借しました。

ファイターズ2020 7/22 29試合目 paypayドーム H×F 3対2

ニック・マルティネスと石川亮の初バッテリー。緊張感が画面の向こうからも伝わってくる。4回まで無安打の完璧な内容。相手は、二度目の対戦鷹の若殿和田毅。お疲れ気味のようでボールの走りは悪い。コントロールもいつものようではない。

初回からランナーを出して攻めるが要所を抑えられ得点できず。5回1,2塁1アウトで和田様はマウンドを降りるも、4番中田は内野ゴロで得点できず。2アウト2,3 塁。今日も絶好調5番大田泰示、相手のバッテリーミスで1得点。安心したたいしちゃんもタイムリーヒットと。ここまでは、チーム一丸での和田様攻略に成功したんだけどね。(待球作戦、低めを打たない。球数を食わせるなどなどしてタイムリーは出なかったが5回持たせなかった)

7回表、追加点のチャンスをやはり4番中田で落とした時点で風向きは怪しくなった。ニック・マルティネス7回裏の登板。すでに球数は95。そこまでものすごい集中力で投げてきた。球数よりも疲れていたと思う。

先頭バッター柳田にヒットを打たれ、4番中村晃。いささか??の多かった工藤監督の采配の意図が、ばっちりと効いたこの場面。バレンティンでも他の誰かでもきっと打てなかった。2ストライクと追い込まれてからが、中村晃パイセンの仕事。右中間へのタイムリー2ベースで、あっという間にギータが帰ってくる。

こりゃああかん。逆転の目を止めるのは、ものすごく難しいぞ。せめて同点で抑えるしかないぞ。石川亮!ここは踏ん張りどころだ!勝てるキャッチャーに俺はなる! バッター上林、必死のリードで空振り三振。2アウト。ひゃーこうなったら1点で終わらせてくれ〜〜神様〜〜〜。

次のバッターは松田宣浩。ここで栗山監督は、マルティネスから玉井大翔へのスイッチを選ぶ。勝負をかけた采配に間違いも正しいもない。ただ玉井くんを信じて懸けるだけ。フルカウントまでの投球に、息が止まりそう…。

玉井大翔、勝負球である内側にえぐるシュートを結局一度も投げなかった。サインはあったが、外に逆玉になった。ホームランは絶対に避けなければならない場面だし、結果歩かせても塁は空いている。最後の捕手のサインは、外角低めのボールゾーン。投げたストレート(だったよね?)は、真ん中よりに入り、マッチのバットは、きっちりとセンター前にボールを運んだ。

かなり前にいたにも関わらず、センター西川遥輝の送球は、逆転のセカンドランナーをホームで刺すことはできなかった。3点目が入る。試合は、そのまま終わる。

ファイターズは8安打2得点。ホークスは4安打3得点。たった一度のチャンスを生かしたホークスと、何度か忘れるくらいのチャンスを逃したファイターズの分かれ目はどこにあったのか。

やっぱさあ。マッチはさあ。ホークスの魂なのよ。そこまで無安打で打てる気配もない8番バッターだとしてもさ。松田宣浩は、ホークスの要なのよ。その松田とファイターズの宝、玉井大翔が勝負して打たれて負けたんだから。それに関しては、仕方ないのさ。勝負すれば、勝ち負けは、どっちかに出るしかないんだもん。

こちらの敗因は、ゆえに中田翔になる。ファイターズの魂はお前だ、中田翔ーなんですよ。勝負どころで抑え込んだホークスバッテリーは、そのための仕事してたんだよね。きっと。どういう仕組みだかは、わたしにはわかりませんが。明日はきっと翔くんが、根性見せてやり返してくれるでしょう。

とにかく先発のニックさんは、頑張った。一番大事なところを乗り切れなかった石川亮は、それは悔しいだろう。(チャンスの打席で一度もバットを振らなかったのは何故だったの?しきりにベンチを見てたし、待球のサインが出てたのか…打たせせたっていいじゃんよ…)

気になるのは6回で交代した渡邊諒。不自然な交代だった。心配です。やっと打てうようになってきたのに、ここでまた怪我とかほんとやめて。お願い神様!


ファイターズ 11勝16敗2分 明日から5連勝すればホークスに追いつけます。










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?