「韓国に行くな!」と大合唱されたら、行きたくなるじゃんよお…で行ってきました。初めての海外旅行ーソウル3泊4日の旅ーその5ー夜の明洞、漢江のデートスポット

2日目の夜ー明洞の老舗サムゲタン専門店で、夕食。サムゲタン、食べてみたかった。人生初体験! う、うまい〜〜😭 高麗人参は苦い〜〜🥕 韓国のお料理は、総じて基本薄味でした。お塩、その他、調味料がテーブルにあって自分の好きな味加減にできます。キムチなどもおかわり自由で美味しいからいっぱい食べて…薄味でも塩分は結構とってると思う…。

老舗だけど都会の店だからカード使えると思い込んでいたら(ソウルはほとんどカードや電子払い)まさかの「ゲンキンで〜〜」お財布にあるだけのゲンキンを出す😅 ごちそうさまでした。

クリックするとインスタグラムに飛べます。最後にサムゲタンの動画あり。

満腹で通りを歩き出すとメーンストリートに朝から組まれていたステージが何やら大盛り上がりの様子。Kーpopアイドルかと思いきやオーケストラが。親しみのある楽曲を元気よく演奏して、喝采を浴びていました。自由だなあ、夜の明洞。

せっかくだからソウルの夜景を見ようと漢江のレインボーブリッジ的なスポットへ。ガイドブックによれば、9時ごろまで橋から噴水が出るアトラクションがある有名な場所みたいだったので、タクシーの運転手さんも知っているだろうと安易に乗ったら、全然通じないじゃあありませんか!😰 焦るわたしたち。

(ちなみにソウルのタクシーは、日本に比べると半額程度に安い感じでした。地下鉄も発達してて便利ですが、複数で少し遠目のところに行くならタクシーが便利と思いました。)

ガイドブックにはハングルでも住所が書いてあったのですが、車内の照明が足りずに読めない。お姉ちゃんと平田さんが必死でスマホ検索し、「ここです、ここです!」と運転手さんに伝えてくれる。

ほっと一息、河が見え、それらしき観光船や建物も見えてきた。

「あ、あそこだね!」

と、歓喜するも車は、橋を通り越してどんどん住宅街に行ってしまう。

え〜なんでそっちに行くのだ? 大丈夫なのか?

住所の通りにナビに入れたけれども、住宅街に入ってしまったと、運転手さん。ナビが使えないのなら、わたしたちには、お手上げだ。もう噴水の時間も終わりそうだし明洞に戻るか? とUターンしてもらう。

しかし、運転手さんは諦めていなかった。先ほど見えた河川公園の敷地に、無事に到着。高架道路とその下の道を間違えていたんだそうだ。ナビがね。

河川敷の公園は、まさにデートスポットそのもの。平日にも関わらず、若い人たち、観光客でけっこう賑わって。夜の光に大河が光っている。

のだったが、どうも年齢のせいか体調のせいか、異様にトイレが近いわたし…。どこに行っても「トイレトイレトイレは…」と焦る様子に、娘たちには、うざいを通り越して「お母さん、かわいそう」と言われる始末…。

そんなこといったって生理現象には逆らえない。美しい夜景を見るよりもまずトイレ探しだっ。近くに見える巨大ピンクの建物に突進。中はゲームセンターとお土産屋さん。ちゃんとトイレはありました。よかった😊

気を取り直して、今度はしっかり夜景を鑑賞。夜風が気持ち良い。大都会ソウルを実感する。

うっかりしてたら🌈噴水が橋桁から始まっていた。急いで向かったけど、橋の裏側からしか見られませんでした。何しにいったんか?

それでも、夜のきらめきに観光気分を満喫できた、夜でした。


ところで漢江と言えば、有名な韓国映画『グエムルー漢江の怪物』ポン・ジュノ監督作品。

2006年公開 日本では翌年公開されるーって封切りで見たはずなんだけど。そんな前だったっけ…。「漢江の奇跡」とも言われた韓国の急速な経済成長とシンクロする公害や環境破壊、人々の暮らしとの関わりについてー漢江に生まれた怪物グエムルが象徴としてー語られるー寓話。

エンタテインメントとしても特撮映画としてもとても面白かったし、ホラーとしても怖かった。ラストは、無残に回収されない映画だった。13年たった漢江を眺めてみると、あのラストでなければならない意味があったんだな、と感じた。もう一度見たら、きっとまた違う印象を持つだろう。

それにしたって、13年前にすでにこういう映画は撮られている。映画に関しても韓国は、日本を凌駕してきた。個々の作家や作品の質やあり方というより、映画を支える側の問題が大きい。韓国は国を挙げて映画を世界に発信しようと援助してきたし、そのために「国を批判するような映画」を否定したりはしない。社会問題、政府への批判や批評的な見方の映画は、たくさんあるし、評価も高い。

かつての日本映画もそうだったんだけど…。世界的に評価の高い、是枝監督の『万引き家族』(すんません、まだ観てないんですけども…)にすら「日本の恥をさらす」とか公金援助を受けるなとか、バカなことを言い募る人たちがいる。(それらはヘイトスピーチを恥じない層と重なっている。)




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