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デザインの勉強で少しだけ自信がついた

2月からデザインの勉強をはじめました。

まだはじめてたった一ヶ月ですが、視力が悪い人が眼鏡をかけた時のように、今までぼんやりしていた何かが、少し解像度がよくなって見えるようになっています。

去年から、イベント演奏でフライヤーを作る時、演奏動画をあげるYouTubeチャンネルのサムネを作る時、「こんな感じ」で作って、「なんか違う」とモヤモヤして、独学して修正してやっぱりモヤモヤして、を繰り返していました。

そこで「これは勉強しどきかも」と、2月からオンライン授業でデザインを学ぶことにしました!

イラストレーター・フォトショップの基本的な使い方から始まり、参考Webサイトのトレース、自分でコンセプトやターゲットを決めて制作をするところまでが1ヶ月目の授業。

前半のイラストレーターの授業では、「○(まる)で感情を表現する」というテーマの授業がありました。

満足した「まる」- 満ち足りていてハッピーだから黄色 !

「なぜその色を使ったか」「どうしてその表現をしたか」「どうしてその大きさにしたのか」を、逐一説明するのですが、いかに自分が感覚で色々な意思決定をしているのか、目の当たりにしました。

しかし授業が進んでいくにつれて、デザインを考察する解像度が少しずつ上がり、自分のデザインも言語化する癖がついてきます。

身の回りにあるひとつひとつのデザインにも、「なぜ緑を使ったのかな」「ここを一番見せたいってことはターゲットはこんな人?」「私だったらこの文字を太字にするかな」という考え方を少しずつできるようになってきました。

一ヶ月目の最後の制作は、「ワーケーションサービス」のコンセプトとターゲットを決めてランディングページをデザインすること。

私は図書館でもカフェでもなく、本屋さんでゆっくり時間を過ごすことが好きですが、東京の居心地の良い本屋さんはそれだけ人が集まるので、他の人に悪い気がしてゆっくり過ごすことができません。

そこで、私と同じく本が大好きで、本に囲まれているだけで多幸感に包まれる人をターゲットに、営業時間も混雑具合も気にせずゆっくり本屋空間を楽しめる、「本屋に棲めるワーケーションサービス Book Nest Tokyo」という架空のサービスをデザインしました。

Book Nest Tokyoのファーストキービジュアル

「なぜフォントに游明朝体とGaramondを選んだのか」「なぜファーストキービジュアルをこの写真にしたのか」「なぜ『住む』じゃなく『棲む』にしたのか」「ボタンに影を入れる理由は何か」「どうしてコンセプトを縦書きにしたのか」

知識も判断基準もきっとまだまだ甘いし、たった一ヶ月という短い期間しか授業を受けていませんが、前半授業よりも高い解像度で制作を進められたことが、自分の自信になりました。

またデザインの授業を通して、改めて作曲やフルートの練習にも、もう一度ちゃんと言語化して望みたいな、と感じます。

「なぜ、ここにこのコードを入れるの」「なぜ低音はベースじゃなくてコントラバスにしたの」「なぜ、このppは、泣いているようなppではなくて、今にも消えそうなppにしたの」「なぜここのダブルタンギングは…」

全部やっているとキリがないけれど、自分が気になるところだけでも「どうしてだっけ」を言語化するための知識と、得た知識のアウトプットをしていきたいな、と改めて。

言語化も知識もまだまだですが、まだまだだからこそ、来月の授業も楽しみです。次はロゴやパッケージのデザインを。

デザイナーの駆け出しもいいところですが、YouTubeやインスタのサムネでもフライヤーでも、デザインで何かお手伝いできることがあればお声がけください 📚✨

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