自分で普通にできることこそ、プロから教わった方がよかったんだ!と思った話。

自分で普通にできることこそ、プロのアドバイスを取り入れるとすごいんだー!!と改めて思うことがあったので、書いておこうと思います。

だって、考えてみれば「普通」なんですもんね。
プロは「普通」を超えているわけです。
その人から教わるって、ひとつだけでも、明確にプラスになります。

今回は掃除の話ですが、他のことにも当てはまるのだと思いました。




うちのオフィスは交通量の多い大通りに面しています。
だから、ベランダや窓が汚れやすいんですよね。

拭いても拭いてもキリがないので、窓が見えないミラーレースのカーテンに変えて「汚れても、見ないふり」をしてきました。

でも、さすがに耐えられないと思い、久しぶりに掃除することにしたんです。

とはいえ、腰が重い。

お湯をかけて洗いたいけど、ベランダに蛇口はないし、このために長いホースを買うのも嫌だし。
高圧洗浄機を買うのも、なんだかメンテナンスが面倒そうだし……。網戸が破れたりして……。

色々考えた末、プロに依頼しちゃおうか(探す手間も惜しいが)と、思っていたら、お掃除起業を準備中の友だちが教えてくれました。

「その面積なら、自分でやった方が早いよ。10分以内で網戸も窓もすんじゃうよ」って。

それでも、新聞紙で窓拭きをやっていた記憶が蘇り……とても10分で終わるとは思えなかったんですよね。
網戸も外さないといけませんしね。

それを言うと、「え、網戸外さなくてもピカピカになるよ?! 今まで、どうやってたの?!」と聞かれました。

それで、私がやってきた窓と網戸掃除の工程を話したら、ダメ出しをもらったんです。

網戸編

・いきなり水をかけたらダメ!(埃が重く大きくなり、かえって網目に汚れが溜まるから)
 → まずは細かいブラシや専用の刷毛でサーッと全体を撫でて埃を落とす。

・洗剤をかけたらダメ!(洗剤なしできれいになる)
 → 濡らしたスポンジ(雑巾よりも網戸や窓にフィットする)で水拭きする。

・乾いた雑巾で拭き取る。

なんと、網戸の掃除の工程はこれだけ。

お湯か水をかけることもないまま、こんなのできれいになるのか?

と、思ったのですが、なんと!
最初のブラシの段階で見た目がはっきり綺麗になり、スポンジでさらに綺麗になり、乾いた雑巾で拭き取ったらもう、きれ〜いな網戸になっていたのでした。

外さなくてもこれだけで、頑固そうな汚れも落ちちゃうのか……!

感動しつつ、窓へ。

<窓編>

・こちらも、いきなり水拭きしたらダメ!
 → 乾いたスポンジ(食器用ならガラスを傷つけにくい)で、窓の表面を拭く。

・すぐに洗剤をかけたらダメ!(均一に広がりにくいから)
 → さっきのスポンジを洗い、濡れた状態で窓の表面を拭いてから、洗剤をかける(窓全体に広がりやすい)

・新聞紙で拭いたらダメ!(手間がかかるから)
 → 乾いた雑巾で表面を拭きとる。


こちらも、乾いたスポンジで拭いただけできれいになりました。
水で濡らしてたスポンジで拭くと、もうピカピカ! 洗剤を使う必要性を感じなかったくらい……。
でも、抗菌とか虫除けになるので、洗剤も使うといいそうです。

このやり方、知っている人にとっては「え、そうですけど?! 今さら?!」なことだと思うんですよ。

でも、私には目から鱗でした。
「こんなにあっさり、綺麗になるんだ!」って。

窓掃除って、小学生の頃にも学校でやってたし、誰でもできるって思っていたんです。
でも、素人とプロだと、知識も経験も違うんですよね。

よりきれいに。より速く。より地球にも優しく。
プロはそういうことを考えているし、道具にも精通している。

友人は「こんなの、プロの知識と言うほどでもないよ」って言っていましたが、起業しようと思っているくらいですから、やはり、才能なんだと思います。

覚書
・自分では大したことないと思うことも、知らない人にとっては「貴重な情報」になる。
・自分で普通にできることほど、プロの力を一度は借りておきたい。

オフィスの窓がピカピカになり、新しいシーズンも楽しく過ごせそうです。
カーテンも変えて、窓が見えるようにします。
「幸運を呼び込むオフィスづくり」に燃えそうな予感。

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