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マールの本一日一冊

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マールの実店舗にある本から一日一冊紹介していきます。 そのままネットショップのリンクに飛んで購入もできます。
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記事一覧

詩人キム・ソヨン「一文字の辞典」

今日も13時からお店を開ける。 16時からオンラインでの韓国語レッスンがひとつ。もともとは対…

「中央駅」キム・へジン著 生田美保訳 彩流社

読み終わって、不思議な気持ちになっている。 ※本の内容を書いているので、あらすじもわかっ…

「菜食主義者」ハン・ガン著 きむ・ふな訳 CUON

今年お正月に読もうとうちに持って帰っていた本。ハン・ガンさんの本は「少年が来る」「すべて…

「アライバル」 ショーン・タン 河出書房新社

いつものように思い浮かんだことを書こうと、朝お風呂の中でぼんやりしていたんだけれど、なに…

「わたしに無害なひと」チェ・ウニョン著 亜紀書房

ふと、「あの本、読みたいな」と思う時がある。「読みたい!」と思って買う時は、たいてい何冊…

「ショウコの微笑」 チェ・ウニョン著

朝、この本を読み終えた。子どもたちが登校して、夫はキムチを漬けている。コロナ禍で子どもた…

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「ディディの傘」ファン・ジョンウン著斎藤真理子訳 亜紀書房

本は「生もの」だ。「ディディの傘」を読んで1番にそう思った。 今起きていることを、目に見えてはいないけれど確かに始まっていること、続いていることを目に見えるようにすること。 東京オリンピック組織委員会の森会長が記者会見で女性を蔑視した発言を行い、次の日の謝罪会見も謝罪になってないようなひどいものだったため、いろいろな番組でそれを取り上げていて、日曜の朝、それを家族でぼんやり見終わってから、この本を読み終えた。 ああいう発言はよくある。日本は女性蔑視がひどいように言われた

「遅いインターネット」宇野常寛 幻冬舎

この本の初版は2020年の2月20日で、謝辞と付記として書かれているあとがきの日付けは2019年の1…

「しばてん」絵と文 田島征三 偕成社

わたしは読み聞かせがどうもなじまない。どうしてなのだろう。いい取り組みでもあるし、読み聞…