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「たった一度の体験」がお店の評価を左右する

ゴールデンウィークに夫とパン屋巡りをした。

夫が見つけたこの記事→渋谷から表参道へ。美味しいパン屋さんを巡るお散歩コースという記事から3軒をチョイス。初めて行くパン屋さんだ。

同じ業種を短時間で体験すると、各店の違いがわかりやすい。「〇〇屋さん巡り」は自分のお気に入りの店を見つけるのにとても良いとも思う。

このパン屋巡りでは、3軒のうち良かったのは1軒のみ。他の2軒はリピートもしないし友達にもすすめない。たった一度なのにそんな風に評価しちゃうもんなんだなと自分でも厳しいような冷たいような気がするけど・・・

お店の評価ってめちゃくちゃ個人的。同じ体験をしても感じ方には個人差があるんだなと思う。実際、一緒に行った夫は私の感想には「あ、そう?」という反応だった。彼はワインに合うパンがあれば良い程度の人だしお店の雰囲気なんてあまり見てなかったんだと思う。

だけど、お客の体験がお店の評価になる。たった一度の体験で評価するのは厳しいかもしれないけど、お客ってそういうものなんだと自分の体験で痛感した。

以下、お店レポートを書いたのでお時間あればこのままお読みください。良くなかった2軒の店名は伏せるけど、わかっちゃうかな?

♡1軒目「パン・オ・スリール」

懐かしい感じのする古いビルの1階。入るとすぐにオーナーや店員さんの「いらっしゃいませ!」の声。

ちょうどお昼時だったので店内が賑わっている感じ。
私の好きな全粒粉のパンも豊富で試食してたらオーナーさんが話しかけてくれた。

年齢は私と同じくらいで男性。一見普通のおじさま(笑)なんだけど、独学でパンを焼いていてお店を出したというだけあって、パンへの愛情をすごく感じた。そういうのって伝わる。

近所のパン屋さんのような普通のビニール袋なのもお店の雰囲気にマッチ。パンも私好みで美味しかったし、オーナーのお人柄がとても温かくて楽しく買い物ができた。今度はカフェ利用したいのでリピ決定。

◆2軒目

お次は、ここから歩いてすぐのティファニーブルーの看板のお店へ。

バブルの時に建てたのかな?と思わしき(知らないけど)ビルの1階。
外観がパン屋さんの感じがしないし、人の気配がない…
入ってみるとまるでギャラリーのような雰囲気。パンはショーケースの中でケーキのように鎮座してた。

その向こう側にいるのは細身の今時男子の店員さん。夫と「デニッシュ系かなあ」なんて話しながら物色してても黙ってたからパンには詳しくないのかも。

ここで気づいた。「いらっしゃいませ」がなかったことに。うーむ。。

白を基調とした空間と蛍光灯の光。高さのあるガラスのショーケースに並んだデニッシュ。
「食べ物屋さん」な感じがしない。

そういう戦略なのか?とリサーチ魂が(笑)そしたら、Fashon Pressにこのお店の紹介記事があった。なるほどね。

店内も包装紙も綺麗で素敵でおしゃれ。
珍しい組み合わせが多くてデニッシュ系が好きな人におすすめ。美味しいけどお値段はケーキと思えば妥当かな。

「いらっしゃいませ」が聞こえなかったというのが私的にアウトだったけど、店員から話しかけられたくない人は良いかも。

◆3軒目

最後はすっごく小さなお店で一坪?お店には一人しか入れない感じ。八雲の本店からパンが届く仕組みのよう。
近くのショップの店員さんかな、常連さんらしき人が来店してた。

店員さんはあまりパンのことには詳しくない様子。それより、「これをどうぞ」と渡してくれたトレーが直前のお客さんが使ったやつで驚いた
まあ汚くないとは思うし潔癖症でもないけど、クロワッサンのカスは取って欲しかったなあ(苦笑)結構大きかったから手でつまめたと思うけどなw

袋は基本なしで有料。知らないと困るかもね。私はエコバックを常備しているので大丈夫。
人気だというアンパンとクロワッサンを購入。味は近所の美味しいパン屋さんと同じで普通に美味しいから、お値段高めなのでリピはないな。

おしまい。

いただいたサポートは旅やアート鑑賞の活動費に使わせていただき、記事でお礼したいと思います。