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Hex mapを作ってみよう

こんばんは。Riekoです。
今回は、私がviz作成で学んだHex mapについて書いていきます。

Hex mapとは

Hex mapとは、アメリカ合衆国の州を六角形で表したシンプルな地図です。
アメリカ合衆国を地理的役割から地図にすると、
ハワイ州やアラスカ州など地理的に離れている州が存在し、
全体的に巨大な地図になります。
そのため州を六角形でコンパクトにまとめたのがHex mapです。

参考サイト

私がHex mapを作成するにあたって、
既にnoteに素晴らしくまとめられている記事がありましたので、
私はこちらの記事をもとに作成しました。
ぜひご覧になってください。本記事はこちらのnoteをもとに私なりの解釈で書いてみました。
HEX MAPのつくり方 |たのしいタブロー2

必要データ

Hex mapを作成するにあたり空間ファイルが必要です。
こちらのサイトの「空間ファイルの共有と使用」という章に空間ファイルのzipファイルがリンクされていますので、zipファイルをダウンロードして解答してください。(文章の中にリンクが埋め込まれています。クリックしたらダウンロードされます。)

今回のデータソース

空間ファイルをダウンロードできたら、早速作っていきます。
作成するにあたっては、アメリカ合衆国の州が列に入っているデータソースが必要です。
逆に、アメリカ合衆国の州をディメンションに入れないのならばHex mapを使う必要は多分ないです。
私は「catsvdogs.xlsx」という、アメリカの犬猫飼育データを分析するのに使いました。
catsvdogs.xlsx」はTableau Publicのオープンデータにアップロードされています。

データ接続

まずは、分析したいデータを普通にデータ接続してください。
次に、空間ファイルをクロスデータベース結合します。
「追加」から「空間ファイル」を選んで、解凍したフォルダにある「HexStates.shp」を選択します。
※「空間ファイル」を選ばずにデータを追加すると、エラーになります。


空間ファイルをクロスデータベース結合

データを結合

次に、「HexStates.shp」と、
元のデータソースのシート(アメリカ合衆国の州が含まれていること)を結合します。
物理レイヤーを開いて、ドラッグアンドドロップで結合します。
catsvdogsのデータでは欠けている州もあったのですが内部結合にしました。


結合したところ

結合キーは、「HexStates.shp」が「State」、
元のデータソースはアメリカ合衆国の州が入っている列を選びましょう。
catsvdogsでは、「Location」でした。

Hex mapを作っていく

データソースの準備は完了です。シートに移動しましょう。
「HexStates.shp」のフィールドに「ジオメトリ」(または英字)があるので、これをダブルクリックします。

「ジオメトリ」をダブルクリックしたところ

なんかそれっぽくなってきましたね!
背景が邪魔なので、消していきましょう。
上部の「マップ」から「バックグラウンドレイヤー」を選ぶと、
左側にバックグラウンドレイヤーが表示されます。
ここで、
「ウォッシュアウト」を100にすると、背景が消えます。
また、「バックグラウンドマップレイヤー」のチェックもすべて外しておきましょう。

ととのえていく

このままではちょっとあれなので、州のラベルを入れていきましょう。
州名を全部入れるとはみ出ちゃうので、
このために用意された略称があります。
それが「State Abbr」です。これを「ラベル」に入れます。

背景を消してラベルを入れたところ

ここまでくれば、あとはメジャーを入れるだけです。

元のデータの指標を入れる

Hex mapに追加したいデータを入れます。
catsvdogsの場合犬頭数を色で見たいので、
「Dog Population」を色に入れます。
犬っぽくしたいので、色を茶にしました。


犬頭数を色に入れたHex map

完成です!

おわりに

catsvdogsでは様々なアドバイスを頂いて色々な指標をHex mapに入れました。
ダッシュボードに埋め込むことで、棒グラフなどと組み合わせてインタラクションのあるvizにできますね。
既にnoteにHex mapの作り方は書かれていたのですが、
私なりの解釈と細かいところを書きたかったので、今回記事を書かせていただきました。
どなたかの参考になれば幸いです。

Rieko

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