「週刊現代」が一部の候補者名を掲載していない件

たまたまコンビニで「週刊現代」に衆院選についての記事があるのが目に付いたのでめくってみた。タイトルは「10・31衆院選 全289選挙区 最終当落予測」私は兵庫1区から出馬した木原くにや弁護士を応援しているので名前が載っているのか確認したが、載っていない。

買って帰って、NHKの「衆院選2021」のページと照らし合わせ確認すると、兵庫で名前が掲載されていないのは木原弁護士だけである。他の県、例えば北海道を見てみたが、掲載されていない候補者もいるのを見つけた。しかしよく見るとこんな記載がある。「表の見方 10月14時点で判明している予定候補者を記載」木原弁護士は10月8日には記者会見をしているし、神戸新聞の報道も同日。また、届出順は1位である。講談社に電話すると週刊現代の編集部につないでくれた。

「木原くにや候補の名前が掲載されていない理由を教えてください」
「お待ちください」
長く待たされた。
「10月14日時点で判明している予定候補者を記載しているためです」
「木原候補は10月8日には記者会見をしているし、神戸新聞が同日に報道していますよ」
「はい、いえ、すべての候補者を記載しているものではありませんので」
「でも10月14日時点で判明している予定候補者を記載しているんですよね?それに読んだ人はこれが候補者の全員だと思ってしまうのではないですか?」
「これはすべての候補者を記載しているものではないですし、あくまで参考にしていただくために掲載しています」
「それではこの「表の見方」は記載が足りないのではないですか?これだと10月14日時点で判明しているすべての候補者が記載されているという書き方ですよ。こういうことをすると偏向報道だと思われても仕方ないですよ」
「はい。ご意見として承ります」(こちらの意見を否定はしない)
「よろしくお願いします」(怒り)

「10月14日時点で判明していた」ことを否定はしなかった。ここ重要。つまり、こう記載すべき。
「表の見方 10月14時点で判明している予定候補者を一部を除き、記載」

ま、こんな風には書けないでしょうね。



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