世にも奇妙なウン◯の話

聞いたことはあって、そのとおりだなとも思って、わかった気になっていたけれど、後から、何らかの体験を通してあらためて、本当にそうだなと実感すること、ありますよね。

「まずは自分が幸せじゃないと、人のことも幸せにできないよ」って、何度か聞いたことがあって、なるほどね、と思ってはいたんです。

でもしっかり腹落ちしていないところも、正直あります。

自分の幸せと人の幸せ、同時進行でもいいんじゃない?とか、
人の幸せのために自分の幸せを削ることもあるよね?とか、
自分のことを後回しにしてしまうこともあるけどそれ即ち自分の不幸とは限らないよね?とか。

とか、とか、とか。

ただ、この前、実感しました。

「自分が幸せじゃないと、人のことも幸せにできない」風の現象に見舞われたのです。

昨年10月に生まれた我が家の次男、通称ぐりお。
現在生後5ヶ月です。

「背中モレ0へ」とパッケージに書いてあるオムツを履いても、盛大に漏れるほどに、質・量ともになかなかなウン◯を毎日複数回します。

肌着が黄色に染まることなど日常茶飯事です。
洗面所での下洗い必須です。
肌着だけならまだいいです。
ぐりおの服、敷きパッド、自分の服に及ぶこともあります。
あたしゃ洗濯ばあさんかい、と思う日もあります。

ぐりおに限ったことではなく、ウン◯の緩い乳児を育てているみなさん、きっと手指をガッサガサにしながら、洗濯洗濯の日々だと思います。

ガッサガサになった指は、触覚が鈍感になっています。
常にヒリヒリしているので、多少何か付いたくらいでは気付かないこともあるくらいです。

先日いつものように、大量ゆるゆるウン◯をしたぐりお。
左手で両足を持ち上げ、おしりふきで丁寧に拭いていくのですが、この日は奇妙でした。
拭いても拭いても、
うわ、こんなとこにも付いてたわ…
お?さっき拭いた気がするのにまたふくらはぎに付いてる?
え!なんで!かかとにまで付いてる!?

エンドレスウン◯に辟易して一旦顔を上げ、俯瞰してみたところ、私の右手の中指から小指にかけての甲側に、べっとり付いておりました。
脱力。

まずは自分の手が綺麗じゃないと、ぐりおのことも綺麗にできないよ。

綺麗じゃない手で、どこを拭いたって、汚れを付け続けるだけだよ。

まず自分の手に付いたウン◯を拭こう。
ハンドクリームを塗って、大切にしよう。
大切にしたい我が子に触れる手を、粗末にしてちゃ、いけないな。

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