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ラッキー家族、爆速で家を買う~アンチ戸建が決めたワケ~/その2
その1では、私がほんのひと月前まで、アンチ戸建派だったことについて書きました。
夫はたまに、「戸建の家に防音室作ったらいつでも楽器吹けるなぁ」なんてことも言っていました。
夫はファゴットという楽器を趣味で吹きます。130cmほどの木の筒に、たくさんの穴が開いていたり、キイが付いていたりする楽器です。
私も楽器を吹きます。noteのアイコンに写っているとおり、トロンボーンという楽器です。
ファゴットとトロンボーンには大きな違いがあります。
音の出口の数です。
ファゴットは指やキイで塞がない限り、穴という穴から音が出ます。
出したい音程によって塞がれる穴は当然変わります。
トロンボーンに比べれば音量は控えめですが、人の会話よりは大きな音が出ます。
アパートで練習したら簡単に近所迷惑になります。
対してトロンボーンは、音の出口はひとつです。
ベルと呼ばれる朝顔の花のような部分さえ塞いでしまえば、簡単にミュートできます。
そのため、室内練習用ミュートが、多くのメーカーから、割とお手頃価格で販売されています。
私もひとつ持っていますが、力一杯吹いても、昼寝中の乳児を起こすことのないレベルまで消音されます。
ミュート無しのトロンボーンの音量は、オーケストラでトロンボーンの前に座る人が耳栓をするレベルです。
我々家族が賃貸アパートに住み続ける限り、夫が楽器の練習をするためには、スタジオなどの予約をするところから始めなければなりません。
それで先程のような発言があったわけです。
ただ私は思います。
子どもたちが小さいうちはそもそも、家の中でそんなに楽器を吹ける時間を作れるだろうかと。
いっそのこと外のスタジオを予約して出かけてしまったほうが、集中して練習できるのでは?と。
というわけで、私の「家など要らん」という考えは、この程度では覆りませんでした。
子育て世帯向けのアパートに住んでいると、家関連のチラシがしょっちゅう入ってきますが、鍋敷きにもならずに即ポイでした。
まさか、ほんの少し未来の自分が、「荷造りの緩衝材くらいにはなったろうから捨てずにとっときゃ良かった!」なんて思っていようとは。
チラシも紙袋もダンボール箱もどんどん捨ててしまう派なので、これからコツコツ、スーパーなどでいただいて来ようと思っている次第です。
なんせ、再来月下旬には引っ越そうとしていますので。
アンチ戸建派が爆速で家を買うことにしたワケ、まだつづきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
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