3歳児との日々/いいよって言って?
「かあちゃん、あかちゃんのおてて、さわる!
いいよっていって?」
どんぐり(長男3歳)は、ぐりお(次男もうすぐ2ヶ月)のことが可愛いくて、気になって、でも小さくて弱々しくて、おっかなびっくり。
恐る恐る指先で、ほんの少しだけ、チョンっと触り、肩をすくめて満面の笑みで、「さわっちゃった!」
「かあちゃん、あかちゃんの、おはな、ちょんってする!いいよっていって?」
ちょんっ…
「さわっちゃった!」
このやり取りが毎日、数セット行われます。
「いいよっていって?」
と言われるたびに私、スガシカオさんの「NOBODY KNOWS」という歌の、「誰かYESと言って」という歌詞を思い出してしまいます。
私の「いいよ」が、どんぐりの背中を押す。
やりたいことは自分の中で決まっているけれど、誰かのYESが欲しいときだって、正直ありますよね。
正直でよろしい。
「やめて」
「だめだよ」
「あぶないよ」
「まって」
考えてみたら私、どんぐりに赤信号を灯すことの方が多くなっているかも。
「いいよっていって?」というどんぐりからのシグナル。
可愛いなぁ。
いいよってたくさん言ってあげたい、本当は。
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