やっぱりテレビ好き①頑張れ「ラヴィット」

朝の情報番組TBS「ラヴィット」が低視聴率で、打ち切りの危機らしく、悲しい。
番組の情報は「あれ？これってもしかして、ジョブチューン？」だが、川島さんと芸人さんの大喜利合戦が、楽しい。
この心地よさは何処から？と考えて気が付いた。生放送だから笑いの効果音も無し、その上よくあるスタッフの大笑い声も一切無し。なので場がしれーっとすることもしばしば。
それでも、心地よい。

1NHK「あさイチ」
ずっとフルタイムで働いてきたので、番組開始間もない頃から、通勤の車中で見ていた(前半の30分程度だが)。イノッチ+有働さんから華丸、大吉さんに変わっても安定のほっこり番組。
ママ友付き合いが希薄な私にとっては子育てから大掃除、料理、洗濯、冠婚葬祭まで色々教えていただき有難い。
かつて福島浜通りに10年弱住んでいた私には3.11震災時の報道はとても見ていられなかったが、その当時あさイチは報道よりも生活情報中心で助かった。その上震災以降、節目には福島や東北を取材してくれて、さすがのNHK。
有難い気持ちから、HPの「家族の鬱」のアンケートに答え、取材依頼の電話をいただいたこともある。運悪くその日に限って当事者の夫が早い帰宅で バレてしまい、NGと言われ断念したが。

2朝のワイドショー
共働きの時代だから、朝からじっくりTV視聴しているのは、その殆どが65歳以上のリタイア組、団塊なのだろうか。それとも夜勤明けの人達か。パート出勤前の我々中年か。
夜勤明けの人なら、仕事に疲れて帰宅して、コメンテーターの批判的な話を聴くのはしんどくないか？と予想したところで、20、30、40代はテレビではなく、おそらくYouTubeなのだろう。
例えばモーニングショー→ひるおび、バイキング→ミヤネ屋と続けてみたら、この国は仕事が遅くて(例えばコロナ対策？)世間には多くの悪い人や小ズルい人がいると思えてきてしまいそうで怖い。
とはいえ、イケイケドンドンの学生運動→バブル世代は、ゆるーい大喜利に興味無しだろうし、逆に日々の生活で精一杯だとしても、やはり大喜利より、政治やコロナなんだろう。と考えると、モーニングショーが一番人気なのも当然か。(私は一茂さん、良純さんのファンだが)

3「ラヴィット」
半年前から、週休５日になって、「あさイチ」の他にもスッキリや、志らく師匠(パリ在住ひろゆきも)をみてきた。フジテレビ(当時は小倉さん)は20年前の引きこもり時代に視聴していたせいか軽いトラウマなのか、気が進まないでいる。志らく師匠も、その前の国分太一+真矢みきも見ていたから、ついつい「頑張れラヴィット」になってしまう。
ワイドショーといえば油断すると、どの局も同じニュースだったり、パネルめくり(→時代は液晶ディスプレイ)だったり、海外の投稿動画だったり。CMは通販か健康食品ばかり。むしろ息子がみているワケわからん動画のほうに大手企業のCMが付いていたりする現状。
「ラヴィット」視聴率1%との噂だが、コロナ禍が続いている今だからこそ、あえてオリンピックの報道無しで、投稿動画(主に中国)やパネルめくりも無しで、このまま「朝の小ボケ番組」として続けて欲しい。

最後に
「ラヴィット」については、吉本興業の「加藤潰し」とか聞くが、それでは日替わりで投入される芸人さんや、丸山サッカー夫妻も気分が良くないだろう。田村アナ(厚生大臣お父さん譲りの団栗眼に癒されます)にも同じことが言える。
NHK「ごごナマ」も無くなり、政治、皇室、コロナ、コメンテーターばかりの午後。16年前の産休中？にTBS昼の生放送でマツコデラックスを初めて見たのも、今となっては懐かしい。田舎者はMXは見れない。
間もなく緊急事態が終わるとすれば、接客に疲れたサービス業界の人達が、朝帰宅し「ラヴィット」で一笑いしてから眠りにつけたら素敵だと思う。せめてその日まで。
頑張れ!ラヴィット。