挑戦|エッセイ|「早起き」
4時前に目が覚める。鼻が詰まって息が苦しい。鳥の鳴き声がやたらと耳に入って、得意の二度寝ができない。色々試すが寝れない。
観念して起床。昨日の洗い物が異臭を放つ。
「仕方ない、洗おう。」
洗い始めれば、昨日の暑さを残した部屋の中で、水を触るのは気持ちいい。
「外が、想像した物語に似てる。」
最近始めた物語の想像が、外の様子と重なる。曇り空と早朝と、今の自分の声を聞ける感じ。
「実際に見てくるか。」
と散歩を決意。珍しく活動的である。
洗い物を終えて、着替えるために寝室に向