まだ発語がない3歳8ヶ月の息子①
こんにちは。
シズク リエです。
インスタで育児漫画を描いてます!良ければぜひ→(@rie_shizuku)
今回は息子(ケロくん)のことについて書きたいと思います。
ケロは、発達障害の一種である自閉症スペクトラム障害があります。
診断がおりたのは去年12月、ケロが3歳2ヶ月の時のことでした。
ケロはとても元気な男の子ですが、3歳8ヶ月の現在もまだハッキリとした発語がありません。
そんなケロの発達に関するこれまでのことを書いていきます。
【特に発達の遅れを感じなかった0歳代】
ケロは私たち夫婦の第一子として誕生しました。
初めての子育てに私は試行錯誤する日々でしたが、
ケロはすくすく成長し、
寝返り、ハイハイ、立っちとどんどんできることが増えていきました。
また、ご飯も好き嫌いせず何でも食べて(今は好き嫌いしますが)
出生体重は2,700g弱と小さめだったにも関わらず、
いつの間にか平均身長・体重を超えるほど大きくなっていました。
0歳代の定期健診では何も引っかかることはなく、
私は特にケロの発達について心配したことはありませんでした。
【不安がよぎった1歳半検診】
ケロはあっという間に1歳半になり、
何とその頃には娘が生まれ、ケロはお兄ちゃんになりました。
そして私は産後まもない身体で
大きなケロを抱っこしながら1歳半検診に向かいました。
(マジきつかった…)
1歳半検診は集団検診だったのですが、
待合室に入ってすぐ
「えっ!?」
と思いました。
なぜなら、
隣で待っていた子が
からだダンダンを歌って踊っていたから。
また別の子はお母さんと色々会話をしていました。
当時のケロは歌うことなんて全くなかったし、
私と言葉で意思疎通することなんてありませんでした。
「あれ…ウチの子大丈夫かな…」
初めて我が子の発達について不安がよぎりました。
そしてその日の検診では、
「指さしテスト」というものがありました。
これは犬や車など6種類のイラストが描かれた紙を子供に見させて
「わんわんはどれかな?」などと保健師さんが尋ねて
子供が「これ!」と犬のイラストを指さすというテストなのですが、
ケロはまっっったく出来ませんでした。
というか保健師さんの話全く聞けてませんでした。
「これ結構やばいのかな…」
不安はむくむく膨らんでいきました。
ですが保健師さんは
「緊張しちゃって上手くできない子も多いので、
あまり気にされなくていいですよ」
とのこと。
でも、隣のブースで同じテストをやっていた子は
「これがわんわんで、これがぶっぶ!!」
と言葉も交えながら指さししていたんです。
思わず、
「ウチの子、言葉も全然話さないんです。大丈夫でしょうか?」
と保健師さんに聞きました。
すると、
「2歳くらいまで言葉が出ないことはよくありますよ。
ただ…」
(ただ…?)
「もし2歳を過ぎても言葉が出ないようでしたら、
市の発達支援室にご相談くださいね」
「はい、分かりました…」
そうなんだ、2歳までは言葉でないのってよくあることなんだ。
じゃああと半年もしたらケロはお喋りするようになるかな!
あまり考えすぎないようにしよう。
そしてもっともっとケロに話しかけて、絵本もたくさん読んであげよう。
大丈夫、大丈夫!ケロくんはすぐ話すようになる!
私はそう自分に言い聞かせて、
それからケロと生まれたばかりの下の子と日々を過ごしました。
ですが、2歳になってもケロくんは一語文さえも話すことはありませんでした。
長くなりそうなので、また記事を分けて書こうと思います。
続き↓
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