名曲から学ぶ⑧

名曲シリーズ、今日はノリノリのあの曲です!


☆以下の譜を見て問題に答えましょう


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①この曲は、ガーシュイン作曲「I Got Rhythm」です。

1.作曲者ガーシュインはどこの国の人ですか?
2.作曲された時代はいつですか?(バロック等の時代区分、または〇世紀の音楽、という答え方で)
3.ガーシュインの音楽の特徴、また音楽史的に重要なポイント等、知っていることをあげてみましょう。

②譜例の下にあるリズム(㋐は表拍、㋑は裏拍)を叩きながら、ドレミで歌ってみましょう。初めは♩=96で、次に♩=112でやってみてください。
その後、このメロディーのリズムを右手で叩きながら、左手は表拍また裏拍で叩いてみましょう。
(できるなら、右左逆も。)
これも♩=96~112を目安に。

♪♪解説♪♪

①ガーシュイン(1898-1937)はアメリカの作曲家です。(近現代、または20世紀音楽)
38歳で亡くなっていて非常に短命ですが、多くの名曲を残しました。
例えば歌の分野では、作詞家であるお兄さんのアイラ・ガーシュインと組んでたくさんの作品があり、この「I Got Rhythm」もその一つです。
もともとそのようなポピュラーソングで人気があったガーシュインでしたが、その後クラシック音楽も書くようになり、代表作である「ラプソディ・イン・ブルー」や「パリのアメリカ人」、またオペラ「ポーギーとベス」などが生まれました。
音楽史には、ジャズとクラシックを融合させて(特にラプソディ・イン・ブルーにおいて)その後のポピュラー音楽や、ミュージカルなど新しいジャンルの音楽に大きな影響を与えたことがまず挙げられるでしょう。


②「メロディー視唱+表or裏拍打ち」または「メロディーのリズム打ち+表or裏拍打ち」いかがだったでしょうか。
表拍で上手くいっても、裏拍になると難しくなりませんか?

特にシンコペーションのある音楽で、タイをしっかり感じ、表の拍を正確に捉えていくことはすごく大事なことですが、同時に裏拍を叩いてみることで、より確実に拍やリズムを保てるようになります。この曲だけでなく、いつでも使えるので、ぜひ試してみてくださいね。


※来週は都合によりお休みします!
また再来週~(^^♪

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なお、ある程度の知識がある方に向けて書いていますので、これじゃついていけない、という方は、ぜひ個別レッスンに!その人にあったレベルで解説します。(対面、オンラインどちらもあり)
レッスンご希望の方はrie3_e_mail@nethome.ne.jpまで。

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