名曲から学ぶ⑥
名曲シリーズ、6回目です!
☆以下の譜を見て問題に答えましょう
これは、チャイコフスキー作曲「くるみ割り人形」より、”花のワルツ”の一部です。
※C durに書き換えてあります。
①「くるみ割り人形」は、チャイコフスキーの三大バレエ音楽の一つです。他2つの作品名を答えましょう。
②この譜の旋律を音名(ドレミ)で歌ってみましょう。(2段目からは音域が高いので、1オクターブ下げて歌ってください。)
その際、3拍子で指揮をしながらやってみましょう。
③6~7小節目はバスの動きをみると、2拍をセットにして、2小節で大きな3拍子になったように聞こえます。(以下の譜、参照)
このような書法を何と言うでしょうか?
④この譜はC durになっていますが、原曲はD durです。
旋律パートをD durに移調して書き換えてみましょう。
♪♪解説♪♪
チャイコフスキー(1840-1893)の「花のワルツ」は、くるみ割り人形の最終曲。エレガントでとても素敵ですが、音楽的には結構凝っていて演奏は難しいです。
①チャイコフスキーの三大バレエは、
《白鳥の湖》
《眠りの森の美女》
《くるみ割り人形》 です。
くるみ割り人形は、この中で最後の作品であり、この中から作曲者自身が曲を抜粋してまとめた組曲版もあります。
②まず、何より音程が難しいのですが、これはバックの和音がわかって歌うのが良いと思います。譜に和音の伴奏を付けてあるので、弾きながら聴きながら歌ってみましょう。どれが非和声音なのかを確認しながらやってみてください。それができたら、3拍子を振りながら。
③答えは、「へミオラ」です。
へミオラについては以前記事にしたことがあるので、参考までに。
→https://note.com/rie_matsui/n/n82dbb9d83ba7?magazine_key=med1d9d786b19
④原調のD durの譜は下の通り。
できましたか??
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なお、ある程度の知識がある方に向けて書いていますので、これじゃついていけない、という方は、ぜひ個別レッスンに!その人にあったレベルで解説します。(対面、オンラインどちらもあり)
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