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半島チャリ旅②「ない・・」

小2の息子と二人で、半島の根元にある我が家から
岬を目指した一泊2日チャリ旅。

昼は持って行ったおにぎりを
地図で目星をつけておいた海沿いの公園で。

自転車こいでお腹も減っていたから
心地よい風に吹かれながら食べるおにぎりは
格別に美味しかったなぁ。


おにぎりを食べ終えた後は、
野良猫くんを息子がDSで撮ったりして、しばしの休憩。

二人は会話しているような距離感で
そこだけのどかな空間に見えた。


少しして、再び岬へ向けて出発。

地図を見ると、岬に着くのは夕方頃になりそうな距離。
だいぶスリルが減っちゃうけど、
小2息子もいたので、あらかじめ宿をおさえることに。

二人で相談し、岬へ向かいながら電話ボックスを探し
電話帳の「民宿」ページにある民宿の中から
息子が直感でチョイス♪

今夜素泊まりできる宿を問い合わせると
数件目で見つかった♪


宿もおさえ、目的地も決まったとなると
がぜん、ペダルを踏みこむも足にも力が戻ってくる。

坂道も二人で励まし合いながら
時々、オヤツを口に入れたり、水分補給しながら、
岬へ。


宿に着いたのは、
夕暮れが始まりかけたころ。

聞いた住所と地図をたよりに
ワクワクしながら
漁港脇の小さなお土産通りを進む。

海へ突き当たるちょい手前の脇に
目指していた民宿の看板を発見!


予約していたし、住所通りに来たから
あるに決まってるんだけども、
あの時は、ものすごい達成感だった。

それと、もうゆっくりできる!という
安堵感。笑


宿の方の「よく来たねー!」という言葉が
疲れた体に沁みわたった。

案内された通り2階へあがると
かなり年季の入ったブカブカ畳の部屋。

ふだん夫と3人で行く旅行は
夫の意向で
割とキレイな旅館やホテルがほとんど。

初めて民宿(それも素泊まり)に泊まる息子は
明らかに固まっていた。

それでも
素泊まり3000円という格安さと
海が目の前という立地をおもえば
大当たり!

おまけに、
自転車がサビるといけないからと
倉庫にしまわせてくれたりと
宿の方も温かくて。

いいねー!でかした!とホクホクな私に褒められて
息子もすぐに
あ、これは大当たりなんだ!と認識が変わったよう。

「よし、夕飯前にゲームでもするか!」と
素泊まりも楽しむぞ♪モードに。

で、いつものようにリュックを開けた息子が
発した第一声が

「ない。。。。。TT」


(つづきはまた。)


あなたの今日も、
楽しい一日でありますように♪^^

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