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わたしが直接的な問題解決をしないワケ。

昔、脊椎側弯症で悩んでいる
20代の女性Yさんに出会った。

わたしが起業したての頃
自宅で催眠療法とオーダーメイド
ボディメイキングをしていた時だから
かれこれ10年程前の話になる。

Yさんは、側弯症を治して自信を
持てるようになりたい、と
言っていたし、それが原因で
彼氏もできない(そう思い込んでいた)
とも言っていた。

わたしを含め、日本催眠コーチング
協会のセラピストは、問題解決を
目的にセッションをすることはない。

それは、3次元的な対処療法。
わたしは "視えない世界” の視点から
起こっている現象を観ているから
直接的な問題解決はしない。

だから、わかりやすい直接的な
対処療法を求めるなら、わたしや
日本催眠コーチング協会の
ヒプノセラピストとはミスマッチであるw

わたしたちは、その問題が何故
起こる必要があるのか?や

クライアントの潜在意識の何が
現象化のタネ(記憶)なのか?に
フォーカスを充てる。

視える世界の顕れは
視えない無意識・エネルギー(情報)が
現象化の材料だからだ。

話が脱線しそうになったので
話を元に戻そうw

Yさんに
対処療法的に治すことは
できない(治すことを目的に施療や
施術はしない)けれど

なぜ、Yさんのカラダは側弯症という
表現をとっているのか?その理由や
カラダのメッセージを受け取ることは
できる、と話した。

それまでも、不治の病や生死に
関わるような病だった人にも
同様に接してきた。

その結果、なぜ、病気になる
必要があったのか?真の潜在的な
記憶に辿り着き、メッセージを
知覚した人の多くは、それを受入れ

結果的に、病が消えた、癒えた
という人が沢山いた。

Yさんに催眠療法をしていくと
幼少の頃の記憶が蘇った。

それは、お母さんの言うことを
全く聞かず、反発していた、という
記憶だった。

その度に、お母さんは彼女に

「かわいくないなぁ!」
「性格が歪んでるなぁ!」

と言っていた。
彼女は悲しんで憤ってたと同時に
「そんな自分は愛されない」
認識(解釈)した。

その悲しみと憤りは
お母さんの言い放った「歪み」と
絡み合って、体の「歪み」という
表現になっていた、とYさんは理解した。

その過去と対峙し
悲しみと憤りを完了させ
絡み合った記憶が氷解したとき

彼女の中から「愛されない」という
記憶も消えた。

その後、医者からは「治らない」と
言われていた側湾症が3ヶ月で完治した。
(あくまでも結果的に)

「歪み」が存在する理由を
失ったのだと推測している。
(これも対消滅現象の1つではないか)

その後、Yさんは彼氏もでき
海外移住を果たした。

対処療法的、具体的な解決策は
一見、近道に見えるけれど

実は、遠回りになったり
問題が悪化して、負のループに
入ることが多々ある。

ただ、実は、多くの人が
問題を本当には手放したくない
場合も多い、と言っておこう。

抽象的、潜在的アプローチをすると
問題が解決する、というより
解決すべき問題が消滅してしまう。

それは、自我にとって
死活問題だから、本当には問題解決を
望んでいない場合も多いのだ。
嘘みたいな話に聞こえるかも、だけどw



潜在意識には
現象化のタネが必ずある。

そこにアプローチすると
想定外なことが芋づる式で氷解するんだ。


#潜在意識
#催眠療法
#ヒプノセラピー
#対消滅


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