HSPの認知度

HSPに関する記事を読んでいる方なら、
先日「私、HSPだ」と呟いたとある女性芸能人Bさんのことを知っている人も多いのではないだろうか。

これを見た時にやはり私は「ああ、やっぱりHSPって自分から人に言うことではないな」と感じた。

人前に出るお仕事だから、もちろん作り上げられたキャラクターであるのは分かっているが、どうも彼女からはHSPっぽさは微塵も感じられない……。
本当の彼女なんて知らないがあのキャラクターのまま言われてしまうと、
初めてHSPという言葉を聞いた人には何だか違うニュアンスで伝わってしまいそうだ。

明るい=HSPぽくないというわけではない。
同じくHSPだと公言している男性芸人Aさんは何となく分かる気がする。
口は悪いがデリカシーのない、無神経な発言は絶対にしない。共演者の方をとてもよく見ている印象だ。

この女性芸能人の呟きにより、
HSPの認知度が上がって嬉しいとの声もあるがそれと同時に、なんちゃってHSP、自称HSP、HSPぶる女……なんてものも存在してきそうだと私は感じた。

これ以上広まっていくと、
公言する人によってはHSPが何だかとても安っぽく、地雷系を思わせる言葉になってしまいそうな気がしてならない。

自分で「HSPだ」と公に言ってしまう人が増えれば増えるほど、発信者によってはその重みや真実味が減っていくような気がする。

言葉の認知度が上がることで
自分の取り扱い方を知り楽になる人が増えればなとは心から思っている。
自分がそうだったように。

しかしそれと同時に、
HSPが静かに生活出来るように
これ以上この言葉を一時のトレンドとしては取り上げないでいて欲しい気持ちもある。

#HSP #HSP気質 #HSP対策

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