レジのおばちゃんとのふざけた会話
タクシーでのお話、読んでくださって、
ありがとうございました!!
実はあの記事のように、
Instagramに既に投稿した過去の内容も
こちらでも少し再紹介させてもらおうと思います。
よろしければお付き合いいただけたら嬉しいです。
先月、親友が品川から湘南に越してきました。
私たちが湘南に越してから、月一回、
いや、多いときは月三回くらい泊まりにきてくれる
家族のような存在です。
彼女が最近こんなことを言いました。
「こっちの人って、
スポットカンバセーションが上手いよね!」
スポットカンバセーションとは、
たぶんCA用語で
”雑談”とか、”ちょっとした会話”を意味します。
お客様が窓から富士山を眺めていたら、
「今日は一段とキレイに見えますね✨」とか、
コーヒーが3杯目のお客様には、
「コーヒーお好きなのですね☺」とか、
難しい話でなく、相手も答えやすい軽い内容で、
お互いが気分が良くなるような
2、3往復の会話のキャッチボールです。
解る!!!
エレベーターの中でも、横断歩道町でも、
子どもを連れていると特にいろんな人が話しかけてくれます。
私もこちらに越してきて、
忘れられないエピソードがあります。
それは子どもを二人連れて、
スーパーのレジで大量の食材を買い、
レジ前であたふたしていた時のこと。
せっかちなので、
ちょっとでも時間を短縮したくて
レジで打ってもらいながら
自分で袋詰めをしようとしていたのですが、
どうにもこうにもこのビニール袋の口が開きません。
(いまでこそエコバッグですが
3年ほど前はまだビニール袋をもらうことも多々で)
冬のカサカサした指には一切の油分がなく、
「もおー---!!」っと思ったその時。
レジのおばちゃんが私にこう言い放ったのです。
「こちらの世界へようこそ💛笑」
私「えー-笑いつもはこんなはずじゃ…笑」
「無理しなくていいのよ!みんなそうなるの✋笑」
私「…光栄です 笑」
ホッと笑わせてくれたりして、
なんてことない日常に彩りを感じることがでるんですよね。
娘は意味が分からなくて、
「なんて言ってたの?どういう意味??」と
キョトンとしていましたが、
私たちが楽しそうにお話していたことは伝わったと思います。
スーパーで食材を吟味していたら
「これ、美味しいわよ!」
と声をかけられることもありますし、
バス停でバスを待っていると
「今日はバス遅いわね?」
なんて、
それぞれが心で思ったことを
スッと口にしちゃうフットワーク
いや、
マウスワークの軽さw
海外でよくエレベーターでたまたま乗り合わせた人同士が
挨拶をしたり、ジョークを交わし合うような感覚に
少し似ている気がします。
これって、簡単そうで慣れないと案外難しい。
ポン!と軽く投げたトスボールを
ずっしりキャッチするんじゃなくて、
素早く返す感じ。
確かに湘南にはこれが上手な方が多い気がします。
特にご年配の方。
先程も触れましたが、
この光景を子どもにも見ていて欲しい。
知らない人をみな敵だと思わず、
名前なんて知らなくても
同じ地域に住んでいる仲間という感覚を味わってほしいのです。
しいては、これが、
困ったときに”助けて!”と言える勇気になったり、
困ってる人がいたら”大丈夫ですか?”と声をかけるという行為への
ハードルが下がったりすると思うから。
きっと子どもは大人の背中を見ていると思います。
こんなご時世ですが、
楽しく、温かい社会をたくさん見せてあげたいものですよね💛
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