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輪島・珠洲の断水解消も、水道は使えない。復興を左右するのは世間の関心の深さ

ニュースに潜む社会課題をキャッチ!
リディラバジャーナル

みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。

日々流れてくるさまざまなニュース。一見、局所的で自分とはかかわりのないように見えるニュースも、その出来事をとりまく社会課題を知ると、見え方が大きく変わってくるはず。

本日ご紹介するのは、「ボランティアの継続」をテーマにした記事。

【構造化特集 被災地とボランティア】
第4回『ボランティアの“満足度”が復興スピードを左右する


輪島・珠洲の断水解消も、水道は使えない。復興を左右するのは世間の関心の深さ

能登半島地震からもうすぐ5か月。

梅雨入りも間近ですが、輪島市、珠洲市ではようやく断水が解消される見通しとのこと。しかし、土砂崩落などで早期復旧が困難な地区では断水は続いているほか、通水している地域でも、家の水道管が外れているなどで、水が使えない家も。

「世間の関心が薄れてきた」という声も聞かれますが、関心を持ち続けていることを示すこと、ボランティアに行って地域の方と関係性を築くことも重要です。

東日本大震災を機に学生メンバーで立ち上げた復興支援団体、NPO法人SET(岩手県)代表の三井俊介さんは、東日本大震災の際に行ったボランティアで特に印象に残っていることは、地元の人が「被災していないおまえらみたいな若者がこの町に来てくれたことで、このつらい時期に笑って過ごすことができた」と言ってくれたことだと語ります(構造化特集 被災地とボランティア 第4回より)。

関心を持ち続けること、そして自分の可能な範囲とタイミングで支援を続けることが被災地の復興に繋がります

ひとりでも多くの方が能登半島への関心を取り戻していただけるよう、SNS等でニュースやこの記事のシェアをよろしくお願いいたします。

輪島市や七尾市などでは引き続きボランティアを募集しています

【構造化特集 被災地とボランティア】第4回
ボランティアの“満足度”が復興スピードを左右する

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「当時、災害現場でのボランティアマネジメントの経験はカタリバとしてはなかったのですが、本来ボランティアマネジメントの観点から言うと、活動後のリフレクションや活動の意味づけを上手くやってくれるコーディネーターが必要です」(今村久美さん)

「物資を届けた先の相手の顔が見えないまま、テレビなどを通して物資が喜ばれている様子を見るだけの状況だったら、『よし、物資はそろそろ必要ないならやめようか、と言って終わった可能性もある』」(三井俊介さん)

東日本大震災や熊本地震でボランティアマネジメントを行ってきた、認定NPO法人カタリバの今村久美さんやNPO法人SET代表の三井俊介さんに、「支援する側」と「支援される側」への活動の意義づけや、地域の人との顔の見える関係性を築くことの重要性を聞きました。

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