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引き継ぐことの意味と難しさ~戦争伝承の課題に迫る~【リディ部ライブ勉強会】2021.8.5

社会問題を考えるみんなの部活動「リディ部」では、部員さん向けに毎週3日間、Zoomを使った「ライブ勉強会」を開催しています。当日ご参加いただけない方向けにアーカイブ動画も準備しますので、リアルタイムで視聴できない場合も、後から好きな時に好きな場所でご覧いただけます。
それでは、8月5日(木)の内容をご紹介します。

タイトル:引き継ぐことの意味と難しさ~戦争伝承の課題に迫る~
日時:8月5日(木)20:00〜21:30 @オンライン(Zoom)
出演:普天間 朝佳さん(ひめゆり平和祈念資料館館長)

終戦から今年で76年を迎える日本。今夏も8月に入ると、戦争に関するニュースを目にする機会も多くなると思います。そんななか、当時の記憶・記録を次世代に引き継ぐ戦争伝承において、多くの課題が発生しています。当事者であった語り手の高齢化・減少、新型コロナウイルス感染拡大の影響による平和学習施設の来場者数激減、それらによる次世代への伝承の機会喪失ーー。
今回は、日本軍の看護要員として沖縄戦に動員されたひめゆり学徒隊の資料館、「ひめゆり平和祈念資料館」の館長である普天間朝佳さんをお招きし、当事者の声や経験を語り継ぐ意味、次世代が当事者性を獲得することなどの難しさ、そして現在の課題や今後の戦争伝承に必要な取り組みなどについて伺っていきます。

普天間 朝佳さん(ひめゆり平和祈念資料館館長)
1959年沖縄県生まれ。琉球大学法文学部卒。1989年採用、学芸課長、副館長を経て、2018年4月より現職。
ひめゆり平和祈念資料館は、日本軍の看護要員として沖縄戦に動員された「ひめゆり学徒隊」の資料館。元ひめゆり学徒ら戦争体験者が設立・運営してきた資料館で、初めての戦後生まれの館長となる。沖縄のすべての学徒隊を取り上げた「沖縄戦の全学徒たち」展(1999年)、「ひめゆり学徒の戦後」展(2003年)など、非体験者の視点で展示会を企画・開催。2000年以降、元ひめゆり学徒とともに、戦争体験を伝える活動を体験者から非体験者へ引き継ぐ「次世代プロジェクト」に取り組んできた。『ひめゆり平和祈念資料館資料集4 沖縄戦の全学徒隊』(2008年)、「ひめゆりの心―ひめゆりが伝えてきたもの、伝えていくもの」『思想』2015年8月号岩波書店、『沖縄県史 各論編6 沖縄戦』の「学徒隊」を執筆(2017年)。

普天間 朝佳さんのお話を聞いてみよう!
👉参加方法は、コチラから👈

リディラバジャーナル
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社会問題を考えるみんなの部活動「リディ部」とは🔎

「誰かの困りごとを、次の時代の手がかりに」を合言葉に、社会問題について学び合う、オンラインコミュニティ「リディ部」。
社会問題の解決には、問題を「社会化」する(誰かの困りごとを、みんなの問題としてとらえる)ことが最初の一歩だと、私たちリディラバは考えています。そしてそれに欠かせないのは、その社会問題に関心をもっている「フォロワーの存在」です。
社会の中に、フォロワーの輪を広げていきたい。
一見すると、むずかしく、とっつきにくく思える、社会問題。
ならば、ひとりじゃなく、みんなで考えよう!ということで「みんなの部活動」を2020年5月にスタートいたしました。
「リディ部」では、主に、水~金曜日の夜におこなうライブ勉強会と、週末のオンライン自習室、Facebook非公開グループでのコミュニケーションと社会問題解決のためのプロジェクトを活動の中心としています。
勉強会当日は参加できない…という方も、リディ部に入部頂くと過去実施したものも含めて100本以上の「勉強会」アーカイブ動画が見放題です👀

「リディ部」3つのポイント
📌いま社会で起こっている問題に対して、偏りのない知識を得られる
📌フラットな場で発言することで、知識が自分の身になる
📌「社会問題」は、実はとっても面白い!

👉「リディ部」への参加申し込みはこちらから👈

毎週のライブ勉強会は、リディ部の部員の方向けにアーカイブ動画を配信中です。アーカイブの一部はYouTubeでも公開中!ぜひチャンネル登録お願いします👇


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