元旦に 23.01.01

新年あけましておめでとうございます。
石川、富山を始め広い範囲で大きな地震による被害が出ました。
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
突然の出来事でしたが少しでも心休まりますようお祈りさせていただくとともに、できる限りの支援をさせていただこうと思います。

毎年元旦は姉の家に親戚一同集うのですが、地震があった時ちょうど皆で集まっているところでした。私の住んでいる地域も震度4ほどで、結構長い横揺れが続いて、気は強いけど意外とビビりな母親が「怖いな」と言って私の手を握っていました。
姉の義父は一昨年の4月に亡くなりましたが、亡くなる前の数年間はグループホームに入っており、正月だけ姉の家で一緒に過ごしました。
体は丈夫な人で、最後まで自力で歩行もして食事も普通にできました。認知機能も毎年一回会うだけだったからかもしれませんが、安定していたように思います。
介護施設に勤めていると利用者様のADLの低下が目に見えて分かるのですが、そういえば母は、去年出来て今出来ない事はあるかな、と考えると特にない気がしました。
食事形態は特に変わってない。
通院や薬の管理も自分でやるし、二日に一回カーブスに自分でバスに乗って通っている。
ちょっとぼんやりしていることが増えたけれど、認知症というほどではない。
強いて言えば耳が遠くなったことくらい。ぼんやりしているように見えるのも、耳が遠いからというのもあるかもしれません。
あと服を着るときに手伝ってほしいと言ってくる。
自分に出来ないことは平気で人に頼るというか、もともと人使いが荒い母です。若いときは迷惑でしたが、要介護、支援になると人を頼るのに抵抗がない性格はいいかもしれません。
毎日見ていると変化に気が付きにくいけど、同じ日を基準にしてみると変化がわかりやすいですね。
そういう意味では1年に一回決まったイベントがあるというのは大切なことかもしれないと思います。

最後に、せっかく元旦なので今年の目標を掲げようと思いますが、今年は自分の為に頑張ろうと思います。
昨年まではねこちゃんや仕事のために尽くした1年でした。
そのすべてを失い手放した今は、自分が何をしたいか、どう生きたいか、どんな自分になりたいかを考えながら生きてゆきたいと思います。誰かのために、や、誰かを支えたり助けるために、ではなく、自分の重荷を背負おうと。
自由といえば自由ですが、自由はある意味怖いものです。
しかし今は、自由の良いところを最大限に生かしてゆこうと思います。

そんなわけで今年もよろしくお願いします。

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