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オーストラリア バンで巡る旅 その5

2023/4/24

George Greenoughに会うと言う夢のような出来事が起こった翌日。Byronエリアから南へ3時間半、エリスの家のあるMid North Coastへ。

高速道路は少しでも制限速度を超えるとすぐ捕まるよ。とアドバイスをもらっていたのでおとなしく走りました。が、制限速度が100キロならギリギリ100キロ。110キロなら110キロところころ変わる制限速度に合わせて皆ピッタリ走るので流れに乗って走るにはかなりの集中力を使います。

エリスの家に近づくとカントリーな感じに。

この辺りはあの映画Morning Of The Earthの主な舞台となっているのだけにとてもワクワクします。

門をくぐり少し走ると家が見えて来ました。

元農家の家をリノベーションしたそう。

敷地にはブランクスをカットする作業場兼ストレージも。

家庭菜園も力を入れてやってます。

菜園はカンガルーに餌を与えている様なものだとエリスは言ってましたが、、

パーマカルチャーも勉強中。

家の中も古い家具が質素ながらとても良い感じ。

毎朝コーヒーを飲みながら見るのが日課という古典のコレクション。

元々バイロンベイのそばで生まれ、成長して来たエリス。地価の高騰にお祭り騒ぎのような街。人口増加でサーフポイントもいつも混雑。そんな街から離れ心の声に従ってここへ移り住んだそう。自分でサーフボードを作り、波に乗り、自分で作物を育て家を改築し、生活を豊かにしていく。この動きはエリスの友達にも伝わり始めているようで仲間の多くもこの辺りやベルズなどに徐々に移住を始めている様です。

Morning Of The Earthを作ったアルビーさんは映画を作った時から50年ほどこのエリアに住み毎日サーフィンしながら当時と同じ暮らしをしているそうです。

そんなアルビーさん、実はエリスの隣の土地に暮らしているそう。とは言え車で15分かかるって、、

板が見たくてそわそわしている私の気持ちを察してボードストレージを見せてくれました。

グリノーがラスタにシェイプしたエッジが。

こちらはエリスが大波に乗るためにシェイプしたエッジガン。

もう一本シェイプする予定でカットしたブランクの厚み!

Lite Kiteのテストボードの数々。

一つのモデルにこれだけ乗り込んでから私達に紹介してくれているのです。

エリスのデザインに影響を与えている古典の数々も見受けられました。

一通り板をチェックさせていただいた後は運転の疲れを癒しに近くのポイントブレイクへ。

麻子曰く「これをやりに来たんだよ!」と言う腰腹のメローなポイントブレイクで結局日が暮れるまで、、

大人も子供も皆笑顔。これぞサーフィンという楽しいセッションでした。

ここから1週間のエリスエリクソンサーフキャンプが始まりました。

続く。


2023/4/24

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