LGBT法案について思うこと
初めての記事でこの話題を取り上げるのはどうかと思ったのですが、自分の意見を書きたかったのでこの話題にしました。
読みづらかったり、わかりにくいことが多々あるかと思いますがご了承ください。
まず、LGBT法案自体には賛成です。この点は明確にしたいと思います。LGBTだけが性的少数者として人権保障されないことがあるのはどのように説明しても理解ができません。なので、LGBTというジャンルの人がいることを知ってもらう必要はあると思っています。
しかし、私が取り上げたいのはLGBT法案関連のコメントで散見される「多様性といって何でもよくなっている」、「LGBとTは分けて議論すべきだ」とする意見についてです。
①LGBTは多様性なのでしょうか?
②性的指向と性自認の間で人権保障に違いが出るのでしょうか?
この二つに答えられて初めて上のようなコメントができるのではないでしょうか?
今回は①の意見を簡単に述べて②については次の記事で書きたいと思います。
LGBTをよく多様性を許容しようという文脈で見かけることがあります。ただ、「多様性」という言葉をそのままの意味でとらえて使っている文脈がないように思い、違和感があります。
LGBTは自分たちと違う存在だから、自分たちの身の回りにいるかもしれない、かわいそうな存在だから保護してあげなければいけない存在という意味で「多様性」という言葉を使っているように思います。
「多様性」といえば聞こえはいいかもしれません。しかし、その言葉を使っている時点で既に差別していることと同義だと感じます。
共感してほしいと感じている当事者の方もいます。ただ、「多様性」という言葉を掲げて共感を示してくる人は本当に多様性を理解してくれている人だとは思えません。
「多様性」ではなく、「普通だよ」と言ってほしいです。なんにも変わらないいつもの会話の延長線上の一部として接してくれることを願っています。
次回は上で挙げた②性的指向と性自認で人権保障に差が出るのかについて意見を書きたいと思います。
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