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椿屋四重奏というバンドに女にされた話

やあケーポペンども。

失礼。賢明な読者の皆様。

このnoteを熱心に読んでくれてる方は現在女性が割合多く、そしてロックバンド等を聴く方は割合少ないっていうのは何となく解っています。

そして少し僕はその事にスネてたりもします。


でも今日はロックバンドについて書きたい!!という訳で僕が昔から大好きなバンドについて思う存分書きたいと思っています。


椿屋四重奏

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このバンドを一言で表すなら

「色気」

もうちょっと言葉を足していいのなら、

「色気を三日三晩煮詰めて作り上げた特濃のジャム」

といったところですか。

今の例えやっぱり微妙な気がして来たので曲を聴いてください。


ハイ濡れた

物理的に濡れてるし

少し話がそれますが僕は男四人兄弟の家庭で育ち、かけっこイロオニ。スポーツ。漫画。バンドと純粋培養の男子として生きて来た自負はあるのですが

椿屋四重奏を聴いた時に感じたのです。
微かにですが、

自分の中に女子が存在するのを…

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経験した事も無い女子としての思い出が走馬灯のように流れ込みました。プリ帳…パラパラ…アルバローザ…

ま、冗談は置いといて、椿屋四重奏の魅力がグッと詰まったこの曲。 
耽美で退廃的な世界観がバンドサウンドで表現されています。

仮にボーカルの声質を湿度で表していいのなら、

ボーカル中田裕二さんの声は鍾乳洞です。


声質やメロディに浮世離れしたセクシーさがあるのはもちろんですが。
このバンドの凄さは 全てのパートにそれがあるところ。


歌とは対照的に枯れたギターサウンド。直接内蔵を刺激するような妖しさの漂うベースライン、世界観を装飾するようなトリッキーかつ重厚なドラムフレーズ。

「色気を煮詰めたスープ」と先程表現したのはこれらが一丸となって迫ってくる凄さを表したかったのです。


嗚呼…アルバローザ…セシルマクビー…


そして、やはり歌詞でしょう。

詩的で抽象化された表現でありながら、直接的な表現より何倍もセクシーで官能的に感じる

「上品な卑猥さ」とでも言いますか

先述の 「恋わずらい」にあるこのフレーズ(動画の2:52〜から)

「吹き出しの中にしようか 外にしようか 口に出すか やめるか」


裕二っ… あんたって子は…!!

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いや、文章にしたら全然普通なんですけど、楽曲を頭から聴いて世界観に浸った流れで聴くとどうしても…どうしても…

例えば「セックスしよう!」て歌われたらあっけらかんとした明るさがあるじゃないですか。

動画の3:52〜くらいからのフレーズ。

「生温い感触にすがって その奥に滑らせていった」

こんな仄暗くてエロい表現ある??

無い筈の子宮が疼きましたわ

嗚呼…前略プロフィール…


女性目線の歌詞が多いのも特徴的です。
こちらとか↓ 


「人一倍 夢見てたわ
人一倍 恐れていたわ
目覚めた後の静けさに
どうしても耐えきれなくて」

そして、報われない恋や、未来の無い関係がテーマの楽曲が多いですね。

↓ベタつくような悲恋を歌う名曲。 ライブ映像ですが演奏凄すぎだろ。


「朝が来れば消えてしまうから恋と呼ぶにはあまりにも救われない気がして仕方ないんだ」


そして中田裕二さんの写真を見る度に思います

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「あたしなら裕二くんにそんな思い絶対させない。」


全ての税金あたしに払わせて!


しかし天は二物を与えるよなあ。
顔 才能 声 だから三物か。

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絶対失恋とかした事ねえだろ裕二
どうやってこんな歌詞書いてんだ裕二


あ!ちなみになんですが

椿屋四重奏


解散してます(2010年)

ですがボーカルの中田裕二さんは現在も精力的かつセクシーに活動していますので、是非チェックお願いします!


ドラムの小寺さんもmoke(s)というバンドをやったりプロドラマーとして色んな活躍をしています!

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解散しているバンドとはいえ、やはり沢山の人に聴いてほしい、その価値があるバンドだと思うので是非聴いてみてください!

最後に 僕が月に一回くらい

世界一良い曲なんじゃないかと思う曲

をどうぞ


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