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現場の沸騰経済学

製造業の最前線で戦うマーケッターでもある筆者による経済(グローバルマクロ)の勉強マガジンです。マクロ思考が出来るビジネスマン・投資家向け。
このマガジンを購読すると科学技術の知識やビジネスに必須の知識が身に付きます。これらは真の投資家にな…
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2020年9月の記事一覧

【マガジン32】『一旦崩壊する日本経済』(2020/09/05)

抱えている問題を放置していると、いつか必ず顕在化します。 病気だって同じで、 いきなり大病を患うケースは多くはありませんよね? 殆どの病気は、「生活習慣病」と言われる、 毎日の積み重ねから引き起こされる結果でしょう。 私の会社でも、5年前に「え、こんな適当でいいの?」と思っていたことが結局今になって問題として顕在化し、組織の運営の仕組みが崩壊しつつあります。(私は新規担当なのでノーダメージ笑) 今、日本を見回してみると、 「え、これじゃヤバくない?」 と思う問

【マガジン35】『労働生産性の高い優良製造メーカー35のその後』〜続編〜(2020/09/26)

今回は、以前記事にした【令和最新版】従業員の労働生産性が高い優良製造メーカーまとめ35(製造業)のその後です。 去年の8月に記事にしたので、2018年4月~2019年3月期の数字ですね。 昨年は、「営業利益÷従業員数=500万円~2,000万円」を基準に算出しています。 「1人当たりの営業利益」とは、「本業でいかに効率良く、生産性高く、稼ぐことが出来たか」という企業の本質的な力=「稼ぐ力」を測れます。 1人当たり100万円。自分の給料も稼ぐ力がないとか、もはやギャグな

【マガジン34】『最近の半導体市況と未来予測』(2020/09/20)

ここしばらく、半導体マーケットの最新動向について触れていなかったので、 ここら辺でざっくりとですが、マーケット情報を整理しておきたいと思います。 昨年の今頃は「TSMCってなに?」「ASMLってなに?」って感じの人だらけで、私のツイートに反応する人・出来る人はこの業界に関わりのある人たちだけでした。 それがコロナショック後の過剰流動性相場による株高になり、 米国株投資をする人などが増え、 いわゆる株クラの方たちも、半導体ツイートするようになってきました。 おそらく

【マガジン33】『沸騰寸前の業界と衰退する業界』〜エネルギー〜(2020/09/12)

今回はタイトルの通り、「沸騰寸前の業界と衰退する業界」について、エネルギー業界を中心に書いて行きたいと思います。 世間では半導体などのハイテク株が注目されていますが、実際に業界の沸騰が始まったのは2015〜17年頃でしたから、ブームになるのって5年くらいズレるっぽいですね。 みんなが注目するその5年ほど前に種は出てきているんですよ。 今回は、そんなお話です。 と言ってもエネルギー業界の話は、すでにそこそこ種が成長しています。テスラの株価も急騰しましたからね。 ポイン