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ステーブルステーキング運用一覧表

こんにちは、1000ドルほどやられたRICです。
昨日、ウォレットサービスを提供しているRabby Walletがウォレット内スワップ機能のハッキングに会い、100億円超が流出しました。
同様に、ソラナのDeFiのMango Marketsもフラッシュローンに似た手法で100億円超の資産を盗み取られました。

Rekt = 「ボコボコにされる、派手にやられる」の意味のスラング

連日事件が起きる仮想通貨界隈ですが、DeFiで高利率を求めてリスクに目をつぶりながら運用するよりも、中央集権取引所(CEX)で運用した方が安全だという声もあります。

そのような需要に合わせて、各取引所が提供している各種ステーブルコインのステーキングを独断と偏見でまとめました。
各数値はnote執筆時の値なので変化する場合もあります。


USDT,USDC,BUSD対応表

by RIC

有名取引所の有名ステーブルコインの運用APYはこのようになっていますが、それぞれ詳細ルールが違うので以下で解説します📒

Binance,Bybit,OKXについては運用の仕方の詳細を説明しているのでご覧ください📷


取引所ごとの運用一覧

単語の説明
・フレキシブルステーキング : 期間が指定されていない運用のこと。いつでも預入と引出ができる。
・ロックアップ : 指定された満期(例.30日)までにトークンを引き出せない、または引き出すとペナルティとして手数料を取られる運用のこと。
・APY : Annual percentage yieldの略、つまり年利。
・取引所スコア : CoinmarketCap参照

Binance (取引所スコア9.9)
バイナンスはUSDT,BUSDともに1000ドルまで8%APYを提供している取引所です。世界最大規模の取引所ということもあり取引所リスクは比較的低いですが、日本に進出するという噂もあるので注意が必要です。

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Binanceステーキング画面 [Simple Earn]

OKX (取引所スコア6.1)
OKXは自分で運用利率を設定できるモードと、変動型APYで運用できるモードがあります。設定モードでは、minimum APYというものを決めて、実質APYがminAPYを超えた時のみ利子を稼ぐという運用ができます。
Savingsがこれにあたります。
Compound、つまり変動型の利回りは1-2%前後です。

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OKXのステーブルステーキング画面

Bybit (取引所スコア6.3)
バイビットはUSDTは1000ドルまで12%で運用できる一方、USDCは期間限定の4.5%APYを提供しています。終了するタイミングは判明していません。BUSDは500$まで8%です。
他にはロックアップ期間を決めて運用できるモードもあります。
以下の例だと30日が3.25%で60日が3.45%です。

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Bybitステーキング画面

Gate.io (取引所スコア7.1)
ゲートioは表の固定日数運用以外でも利率変動型(フレキシブルターム)でUSDTを運用でき、過去利回りは2.57%前後です。
他にもDaily HODLという運用手段もあります。七日間のロックアップでAPYは3%です。

Gate.ioステーキング画面

KuCoin (取引所スコア7.1)
クーコインのAPY5%USDT運用は100$しか枠がありませんが、それ以外にUSDTで1.69%の変動型運用、ロック期間付き運用、
さらに新規口座開設者対象の七日間ロックアップでAPY100%を提供しています。
USDCは1000$までAPY3.0%が適用です。

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KuCoinステーキング画面

このように各取引所が運用サポートをしていますが、表以外におすすめなのがDAIの運用です。

DAI運用

DAIステーブルコイン

DAIはMakerDAOが運用する担保型ステーブルコインです。USTなどのようなアルゴリズミックステーブルコインではないため、Depegする可能性は低いです。(無いとは言ってない)

DAIのステーキング利率は以下のようになっています。
Binance : 2.2%
OKX : 1.66%
Bybit : 3% (1000ドルまで)、2.5%-3%(60-90日ロックアップ)
基本的に数量制限がないことが多く、穴場となっていることがあるそうです。

危ないことをしたい人向け

APYが低すぎて刺激が足りない!という方は、Gate.ioの提供するUSDD運用も検討してみてはいかがでしょうか。
ステーブルでは考えられない高利率です。

Gateio USDD運用画面

なお、$USDDはTRX(トロン)の創設者である Justin Sun 氏率いるTron DAO reserveによって発行されるアルゴリズミックステーブルコインです。過去にはペグがブレることもあったとかないとか………?

アルゴステーブルはこういうリスクが付きまといますね

以上がステーブルコインを使った各取引所での運用方法になります。

さいごに

利率を追い求めるのもいいですが、今の相場の状況では様々なCeFiで運用してリスクを分散するのが理想的かもしれません。
また、その時々によって取引所の運用利率も上下するので、表の利率もnote執筆時とは変わっているかもしれませんし、その時その時で最も良い運用先も変化します。常にアンテナは張っておきましょう📶

最後までお読みいただきありがとうございました。
何か質問などございましたら僕のDMにてお願いします👇


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