山野 弘樹

東京大学で哲学の研究をしております。このnote記事では研究の話題の枠組みを超えたいろ…

山野 弘樹

東京大学で哲学の研究をしております。このnote記事では研究の話題の枠組みを超えたいろいろな話を書いていくつもりです。 よろしくお願いいたします。 (実績一覧はこちらです →https://researchmap.jp/HirokiYamano/

最近の記事

自分の「分岐点」はどこだったのか

こんにちは。東京大学の山野弘樹です。 今日も赤井はあとさんのブログに触発を受けたので、noteを書いてみることにしました。全力で目標に向かって頑張っている人の文章を読むと、どうしてこんなにも元気を貰えるのでしょうね……。 さて、今日はタイトルの内容について、ほんの少しだけ話します。 自分に「分岐点」はまだ来てなさそう最初からタイトルを裏切るようなことを書いていますが、正直なところ、これがまだ一番の実感です。 もちろん、今年に入って本当に様々な方々とお仕事をさせていただ

    • 「VTuberの哲学」研究を始めて

      こんにちは。東京大学の山野弘樹です。 しばらくNoteの方には投稿しておらず、情報発信の手段としてはTwitterの投稿に比重を置いていたのですが、ホロライブプロダクションのVTuberである赤井はあとさんのメン限ブログに触発を受けて、自分も少しずつ、こちらの方でも文章を書いていこうと思いました。 最初から脱線してしまいますが、はあちゃまって本当にエネルギッシュな方だなぁと思います。あの姿勢を観ていると、いつも元気を貰えます。今回の文章も、はあちゃまから触発を受けてのこと

      • 学振申請書を書くときに意識すべきポイントまとめ

        こんにちは。東京大学の山野弘樹です。 本日お伝えするのは、「学振申請書を書くときに意識すべきポイントとは?」という内容です。(本音を言うと、「“絶対に”意識すべきポイント」と書きたかったくらいです。) 学振の「情報格差」問題正直なところ、学振は本当に「情報格差」が凄まじいことになっていて、某大学教授も「受かりやすい申請書の書き方(フォーマット)を知っているか否かだ」、「私が一筆入れるだけで採択率は大きく変わる」と述べておられたように、「知っていること」が絶対的に有利な世界

        • あなたはあの「異世界の迷宮」を越える超高難易度ダンジョンを知っていますか?

          どうもこんにちは。山野弘樹です。 今日お伝えする内容は、『トルネコの大冒険3』の超絶縛りプレイについてです。 本来であればもう記事の内容にどんどん入っていきたいのですが、まずは話の前提を共有するために、いろいろな話をしてから本題に入りたいと思います。 (※本稿では、「ビデオゲーム」は「ゲーム」と略記することにします。) 1.『トルネコの大冒険』ってどういうゲーム? そもそも『トルネコの大冒険』とはどういう作品なのでしょうか? これは「ローグライク」と呼ばれるジャンルに属

        自分の「分岐点」はどこだったのか