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地球2個分(笑)のHDに、何を詰め込もう?

その昔。まだ私がハワイに来たばっかりの頃(約20年前)、デジカメのSDカードの容量って、たしか64KBくらいだった記憶。写真を何枚か撮ると、あっという間にいっぱいになっちゃって困ったのを今でも覚えています。だから写真サイズをすごく小さくして撮影してたなあ…。懐かしいです(笑)。

そのころはほとんどなかったけど、もし動画なんて入れようものなら、一瞬で容量オーバー。今考えたら当たり前ですよね(笑)。

そこからあれよあれよと言う間に世の中の技術は進み、KBなんて単位のカードはすぐ消えてしまいました。その単位はMBになってGBになって、いつしかTBへ。今や、あんなに小さなSDカードに「TB=テラバイト」という途方も無い容量の“何か”が詰め込めるとは、本当に想像もできませんでした。

なにせテラバイトですよ、テラ=terra=地球。

そういえばその昔、「地球(テラ)へ」っていう漫画がありましたよね。竹宮惠子先生の作品、ご存知ですか?未だにテラバイトの話をすると、必ずあの表紙の絵柄が浮かんでくるんですよ(それでテラっていう言葉を初めて知った私。年齢がバレるやつ……)。

なぜこんな話を思い出したかと言うと、今日、これからの新プロジェクトのためにちょっと必要になって、2テラのハードドライブを買うためにちょっと調べてみたんです。そしたら、Best Buy(ハワイで数少ない家電販売店)のサイトでセールになってたのが、$59.99!!

実は前に同じようなハードドライブを買ったことがあるのだけど、圧倒的にリーズナブルになっていてちょっとびっくりしたのでした。

だって考えてみたら、2TB=2テラ、つまり地球2個分(と言うのは語弊があるけどwww)の情報を$59.99の小さな箱の中に入れておけるなんて、なんだかもうすごいよなあと。しかもそれを、私のようなド素人でも扱えるようになっちゃうなんてね。一昔前には考えられなかったことです。

というわけで、2テラのハードドライブと、256GBのフラッシュドライブを衝動買い(笑)。

こうやって、素人なりに文明の利器を手に入れ、今までできなかったことや難しいと思っていたことが、どんどん現実になっていくってすごくワクワクするし面白い。自分が年令を重ねていく中で日進月歩の技術の進歩についていくのは大変だけど、ってか全然ついていけてはいないけど(苦笑)、でも。まだまだ可能性は広がり続けていくんですよね。

とはいえ、いくらハード部分が進化していっても、私達のような仕事(編集者/ライター)で一番大切なのは「コンテンツ」の内容。ハード面(つまり外堀)を埋めることも大事だけど、まずはちゃんとした情報を、伝えたい人に届けるために動かなくちゃ。

真新しいHDに地球2個分のデータかあ……(笑)。さあ、どんな取材をして、どんな内容を詰め込もうかな。

こんなことを考えられるようになってきたってことは、久しぶりに、ちょっとずつ仕事案件が動きはじめてきた証なんだと思います。さすがにパンデミックで冬眠状態が長かったから、まずはゆるゆると助走から始めなくてはならない状態ですが、なんか、いろいろ楽しみです。

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