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#9 ノスタルジック夏映画5選

こんにちは!
ノスタルジックという言葉に妙に弱いRICOです(笑)

部活帰りの学生を見て、夏休みに、サボらずに部活や文化祭に行っていた組で、妙な絆が生まれたな~とか、もう戻れない日の映像がふわっと目の前に浮かんできて、焦燥感にひたる時間が夏は特にふえるような気がする。

今日はどこか懐かしい、戻りたいけど戻れない、そんな「ノスタルジー」を感じられる夏の映画を紹介していきます。


1. おバカ男子たちの夏休み「サマータイムマシン・ブルース」


https://movies.yahoo.co.jp/movie/322489/

これはもう隠れた名作と言っても過言ではない(笑)
おバカすぎる男子たちを笑いながらも、すごくよくできた作品。
そして、ただよう絶妙な「一昔前」感。
「過去を変えたら、未来も変わる」というパラレルな世界が楽しめつつ、せっかくのタイムマシンをめちゃくちゃしょうもないことに使っちゃう男子たちが愛おしいまである(笑) 見始めは、この映画だいじょうぶそ?って思うぐらいのB級感やけど、これがまたこの映画にぴったりなのです。

2. 儚い、雨の日の秘密の出会い「言の葉の庭」


じめじめした梅雨とうだるような夏の暑さも忘れる、美しすぎる雨の映像美。お互いに名前も知らない大人の女性と男子高校生が「雨の日にだけ会う」というシチュエーションが、雨を特別な雰囲気にしてくれて、さらに万葉集の和歌で、自分の存在をほのめかすところがとっても儚くて、ロマンチック!
自分の傷ついた心を隠しながら生きているふたりが、心を通わせて、お互いの気持ちをぶつけあう最後は、なぜか何度観ても泣いてしまう。

3. クリームソーダの甘酸っぱい記憶「放課後ソーダ日和」


おバカキャラ、モデルもしている陽キャ、言葉を発さない地味子の3人が、放課後にクリームソーダを飲みに行くことで仲良くなる青春ムービー。個人的に、高校生のころ、放課後に友達とおたがいの家で過ごしたことが思い出されてめっちゃノスタルジックな気持ちになる。
どんな人にも第一印象ではわからないそれぞれの悩み、バックグラウンドがあるよなぁ~全然違う性格の3人だけど、「なにかあればクリームソーダ」でお互いを励ましたり、寄り添ったりしている姿が、甘酸っぱくてキュンとする♡ 

4. アメリカの青春満喫中 ”The Breakfast Club”


土曜日の学校に補習で呼び出されてしまうスポーツマン、ガリ勉くん、お嬢様、不良、不思議ちゃん。とこれまた全然接点のない5人が、課題そっちのけでケンカしながらも、それぞれの悩みや問題を口に出し、徐々にうちとけていく様子を描いた映画。
土曜日の補習っていうシチュエーションが、中二病の私にはたまらなく刺さる(笑) アメリカの学生だけあって、キスを超えたことがあるかとかドラッグしたか、とか邦画では見られないちょっぴり刺激的な会話をしているのがリアル(笑) 仲良くなったかと思いきや、実際の学校生活では関わらないようにするのも、残酷な学校のプチ社会性がでてるよね。

5. シリアスな学校内裁判「ソロモンの偽証」


屋上から転落して死亡した男子生徒が「なぜ死んだのか」を学校中でつきつめていく物語。
正直、結末これかぁ~と思ってしまう部分もある。でも、この映画のみどころは「複雑な心の闇」を描き出しているところにあると思う。大人も子どもも、口では正義を語りながらも、自分の保身に奔走したり、勝手な都合で他人を傷つけたり、偏見に傷つけられたり。事件の真相だけではなく、そんな心の闇を暴いていくものでもあるのがこの「学校内裁判」である。主役の藤野さんをはじめ、神崎君、三宅さん、そして脇役をかためる豪華な俳優たちの演技がとにかく上手くて、心がしめつけられるところも多い作品。

とにかく私は、日常の中の非日常、が大好きみたいです(笑)
読んでくださった方、ありがとうございます✨

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