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強い言葉遣い

強い言葉遣いが苦手です。
煽られている、不安を感じる、脅迫的に感じてしまうのでなるべく見ないようにしている。


しかし、最近多いのですよね。


○○のためのたった1つの方法
○○には絶対NG
○○の唯一の手段


キャッチーな言葉だから使いやすいのかもしれないのだけれど、だいたいたった1つでもなければ絶対NGでも唯一でもなかったりする。


アラフォーにはこれはダメとかあれはダメとか言われたら何もできんじゃん、って思ってしまう。


シャンプーとかメイクとかも去年の流行りはもう古い!みたいな煽りが凄いなと感じる。先月絶賛する動画が出てたのにいきなりディスりに変わっていることもある。


うーん。


個人に合ってればいいんじゃない?好きだから使ってるのにディスられると何か悲しくなるんよねって。


服装とか髪型メイクって似合ってるのが1番だし自分のためにすることだしなと。私自身があまり流行りを意識したことがなく、あくまで清潔感だとか過度な露出をしないだとか、それくらいしかこだわりがないからかもしれない。


特にこのメーカーじゃないとダメとかもなくて、良さそうなものがあったら少しずつチャレンジはしていますけど。


昔からそうなんですよね。
あんまり流行りに興味がない。
アイドルも、洋服も、何でもそう。


流行りを追い求めるのも全然良いと思うのだけど「それに興味のない人」を認めない風潮みたいなのがあるのかなとボンヤリ考えています。結局学校で起こりやすい仲間はずれと同じだよなって。


誰某がそう言ってたからダメなんだよ、って。


ブームじゃなくても美味しいものは美味しいし、美しいものは美しい、シンプルにそれだけなんですけどね。


ブームがきたものって、そのときはいいかもしれない。でも終わるといきなり誰も見向きしなくなるじゃないですか。あの掌を返す感じがすごく気持ち悪いなって思うんです。


いや、こないだまで好き好き言うてたやん。これしか勝たん言うてたやん。めっちゃいきなり裏切るとか怖いわ、みたいな。


ただ、流行りは興味はないけれど自分自身のアップデートは必要だとも思っています。ずーっと同じ髪型服装よりは年代とか体型とかに応じて少しずつ変えていくとか、普段選ばない色味を使ってみるとか。


そんなときに「アラフォーにはピンクはNG」とか言われたら、何か買い辛くなる。笑


全然買いますし着ますけど。ただピンクと言っても濃淡や素材で全く印象も違います。「NGと書いてあったからやめとこうかな」は、私はもったいないかなと考えています。


誰が書いたかわからない記事や動画よりも、目の前の鏡に写った自分に似合っているかとか嬉しい顔をしているかとか、そっちの方がよっぽど重要です。


強い言葉遣いをした方が反動は大きいのかもしれないのだけど、何かもっとこう…優しい言い回しがあるんじゃないのかな?と。


○○はNGより、○○を加えたらもっと素敵になるとか。そういう優しいニュアンスが増えてくれるといいなと感じます。ダメ!って否定の言葉が多いと何となく気持ちがささくれてしまう。


唯一とかも恐らく世の中そう多くないと思うんですよね。たった1つも。他の方法もたくさんあるのだから、もう少しフワッとした表現でも良さそうな気はするんですけどね。


世の中白黒ハッキリつけられることって、そうそうないと思っているからかもしれませんが。だって大半グレーですよね。その濃淡が白よりなのか黒よりなのかってだけで。


強い言葉遣いって、白黒つけるためにあるのかな?とも思わないでもないですけど、そのどっちかしか認めない思考って疲れるなと感じてしまいます。

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