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世界救うのって大変だね

※FGO、ソシャゲ全般のネガキャンみたいな記事になりました……読んじゃう場合はご注意を※


FGOの2部をプレイするのがしんどい

最近、みんなよく2部の6章がヤバいとかヤバいとか言うじゃないですか。
それとは別です。まだ5章です。
またあの物語に没頭するって行為自体がどうにもしんどくてプレイできないんです……。

なんでかな~って振り返ってみて、最初にその兆しがあったのが1部の7章かもしれないなって思いまして。(以下、ふわっとしてますがネタバレ注意!)


1部の7章、物語も佳境に入り、敵があまりにも強大で「こんなん人の手でどうにもならんやろ……」とどん底まで絶望させられるんですけど、最終的にはそこから逆転するんです。
山の翁の登場からかな? マーリンの援護からだったかな? そこで戦況がガラッと大きく変わるんですけど、その逆転があまりにも劇的過ぎて。


熱い展開は熱い展開なんですけど、同時に「プレイヤーを喜ばすために作られた話なんだ」って急に現実に引き戻された感じがしたんです。
その割に号泣してた気もするけど。。
とりあえず、そこが最初の違和感でした。

利用者が少なくなるとサービス終了の危険性があるソシャゲの性質上、最終的にはプレイヤーの快になる展開にならざるを得ないのかなと。すると、それまでの絶望も急に茶番じみて見えて、少し身が入らなくなった気がします。

そして1.5部の新宿とセイレムを経て2部。(プレイヤー置いてけぼりでストーリーが進むセイレムは逆にぶっ刺さりました。サンソン村の人間でもありますし)

たしかカドック君の台詞だったと思うんですけど、「お前の世界を生かすということは、こちらの世界を殺すということだ」みたいな言葉があって、主人公が「そんなまさか!?」ってめちゃくちゃ動揺してたのが個人的には大変にショックで、これが2つ目の違和感です。

1部攻略にはプレイ的な意味でも結構苦労しましたし、その過程で失われたものや、それでも輝いている英霊たちの言葉や生き様もあったはずで、「俺たちの世界ってやっぱり素晴らしいんや!!」って感じで終わるじゃないですか。1部って。

それを、(主人公から見ると)ぽっと出の世界と天秤にかけられてめちゃめちゃ追い込まれた描写があるのは、私の個人的な感情とはかなりかけ離れていたのでショックだったんです。
「あんなに苦労して取り戻した世界なんだぞ、簡単に手放せるかよ」って気持ちだったので。

FGOの、いつのCMかな……「これはあなたの物語」ってキャッチコピーがあったと思うんですけど、私の場合はプレイヤーと主人公がここでぷつっと途切れてしまいました……。
絶対ね、藤丸くんも狂ってるよ……ピュア狂人だよ……だからこそマシュと上手くやれてるんだろうけど……いろんな英霊と仲良くできるんだろうけど……。

1部で出した答えに苦言を呈されて問い直される。
1部を経た当事者の主人公が簡単にグラつく。

アニポケのサトシ新章リセット問題と同じ構図かもしれないですねこれは。

学習性無力感というんでしょうか。
やっぱりソシャゲの性質上、そしてFateの扱う重いテーマも相まって、何度も絶望に叩きつけられては劇的な逆転で快を植え付けられる(いやな表現だ……悪意あるわ……)のだろうなと思っちゃうと、なかなか手を付けられません。

何度も世界を救うって大変なんですね。すごいなヒーローって。
気持ちわかるよエミやん。

終章の映画もPVすごくよかったし、サンソン先生も出るってんで気になってるんですけど、観たら本当に私の中のグランドオーダー終わっちゃいそう……。

また世界救いたくなるまで、のんびりしてましょうね。


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