ギリシャ新婚旅行、180万円かかった話
2024年5月某日
私たち夫婦は新婚旅行として6泊のギリシャ旅行に行ってきたのだが、完全に予算をオーバーしたのでその顛末と出費内容について振り返りたい。
これから同じような旅行を検討している人たちの参考になればこの出費も報われるとの思いを込めて。
ざっくり旅程
まずはじめに、どのような内容の旅行だったのかをざっくり共有しておく。
今回はギリシャ旅行といっても「サントリーニ島」と「ミコノス島」の2ヶ所に滞在する旅行だった。
1日目~2日目:移動
成田からJAL→カタール航空→エーゲ航空でサントリーニ島まで移動(乗り継ぎ含めると24時間くらいかかった)
2日目~4日目:サントリーニ島滞在
主におみやげショッピングをしながら散歩していた。フォトシューティング(写真撮影)も行った。
4日目~8日目:ミコノス島滞在
フェリーでミコノス島に移動
基本ホテルや海でゆっくり。有名な風車やきれいな街並みを見に出かけたり、小さな教会で小さな結婚式を挙げたりした。
8日目~9日目:アテネ滞在
エーゲ航空でアテネまで行くも飛行機を乗り過ごすというアクシデント。次の便が翌日だったので予定外でアテネに宿泊(費用は航空会社が負担)
9日目~10日目:移動
カタール航空から振り替えたターキッシュエアライン(イスタンブール経由)で帰国
かかった旅行費用まとめ
さて、この旅行でかかった費用の内訳が次の通りだ。
航空券・ホテル代
旅行における「固定費」ともいえる航空券(フェリー代含む)とホテル代は合計で約120万円だった。
新婚旅行ということでホテルは贅沢に使おうと決めていたので100万程度の予算を見込んでいたのだが予約時から進行した円安の影響もあり予算をオーバーした。
そして2行目に輝く「ビジネスクラスにアップグレード」の文字。これは滞在中に調子に乗って帰りの便の一部をアップグレードしたのだが、結果的にその飛行機に乗り遅れ、振替先は別会社のためエコノミーとなり完全に無駄にした10万円である。
参考:サントリーニ島で宿泊したホテル
https://www.andronis.com/hotels/andronis-luxury-suites/
参考:ミコノス島で宿泊したホテル
結婚式・フォトシューティング
サントリーニ島でフォトシューティング(写真撮影)、ミコノス島で結婚式とそれぞれでイベントを行った。これにかかった費用が約26万円。
私たちは国内では結婚式を挙げない派のため、新婚旅行でフォトウェディング的に小さな式を挙げようと決めていた。
それぞれカメラマン(結婚式は神父も)をお願いしたので費用としては高いと感じていないし、写真もめちゃくちゃ満足のいくものが撮れた。
国内の結婚式代が浮いていることを考えればむしろ良い使い方だったと思う。
食費・雑費(おみやげ)
さて、これがミスった。というか見積もりが甘かった。
現地での食費およびおみやげ代で約32万円使ってしまった。
最大のミスは2回目のディナーだった。
「今日は疲れたしホテルで食べようか」と気軽に、値段も見ずに宿泊している最高級ホテルのレストランを予約してしまったのだ。
軽いコース料理(4皿くらい?)にワインを1杯だけ飲んだその食事、
ふたりで約8万円。
・・・。え?
ということで以降、レストランでの食事には非常に気を使いながら過ごしたが、この痛手は挽回しきれず食費は20万円を超えてしまった。
おみやげ代はシンプルにテンションが上がって不必要なものを買いすぎた。
「誰かにあげるだろう」と買った靴下やナプキン、ミトンの数々・・
使い方の分からないオリーブやスパイスの類・・
これ以上配る相手のいないチョコレート・・
普段ならしない失敗だが、新婚旅行ということで餞別などももらっていたため「おみやげが足りない事態だけは避けねば」という謎の使命感で買いすぎてしまった。
(たぶん、半分くらいで十分だった。)
新婚旅行で赤字を出す夫婦の家計管理は危うい
というわけで150万円という大型当初予算を設定したにもかかわらず30万円もオーバーしてしまった主な要因は
・「新婚旅行だから」のオーバースペックなホテル
・ノリでアップグレードしたビジネスクラス(しかも乗り過ごした)
・値段を見ずに入ったレストラン
・無計画なおみやげ衝動買い祭り
これだ。
たぶんこれらでちょうど30万円分くらいだろう。
私たちはいわゆる「高年収パワーカップル」なので正直30万円程度の出費自体は痛くもかゆくもない。
しかし、いかに資産や収入が大きくとも見積もりと出費の乖離が大きいのは「管理能力」を問われる由々しき事態である。
新婚旅行程度の予算を管理できない夫婦は、その後の家計管理も危うい
と言っても過言ではない。
新婚旅行だからと予算が大きくなるのは問題ではない。
問題は当初の見積もりと実際の出費に大きな乖離を出してしまう二人の管理能力の乏しさなのである。
これを肝に銘じて皆様には旅行等の計画および家計管理にいそしんでいただきたい。
誰が言うとんねん。
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