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宝石の詰まったラタトゥイユ


今日の本は

思考の法則

前回の続きから読み解いていきます。このnoteは私が触れた本や映画からの学びをアウトプットするための備忘録のようなものです。


Talk 1 / まるで水面の煌めきのよう

     (Part2 Q05を読んで)

この問いではビジネスチャンスの見つけかたについて記されている。目から鱗の発見は『ネガティブなものを解消してくれるものに対価を支払いやすい』という事実だった。

よくよく考えると、生活の中には便利なものが溢れている。なぜ便利なものが生まれたのか、元を辿ると《使いづらい》《もっとこうだったらいいのに》という日常的な【不満】から誕生していた。ただこの【不満】は日常的であり、同時に当たり前と認知されているから気づきにくいらしい。

日常の【不満】はビジネスチャンス

まるで水面の煌めきのようにいっぱいチャンスは転がっているのだ。自分の環境に順応せず、疑問や不満を抱くことができれば、チャンスを掴む機会を得られる。ただこれが結構難しい。

今から日常の【不満】を考えてみる。私が最近不満に思ったことは、ロフトのある部屋のクーラーの効きが悪く、ロフトには湿気が篭りやすいことだ。こんなことならロフトなんて要らないとすら思っている。では、どう改善したらこの【不満】は解決されるのだろうか。私が思いついたプランはこうだ。

・いっそのこと屋根裏部屋のように塞ぐ
 (クーラーの効きは良くなるだろう)
        ↓
・ロールカーテンのような間仕切りをつける
 (天井スクリーンにも使えて便利)
        ↓
・仕切りにプラスして浴室乾燥機のようなシステムをつけてはどうだろう
 (サンルームのように使用できて便利)

・ロフトに小窓もしくは換気口を2箇所つけ風の通り道を作る
 (湿気対策になるだろう)

意外とアイデアは次々と思い浮かぶ。実現可能かどうかは別として、「こうしてみたらどうかな?」と考えることがチャンスにつながるのだと感じた。これからの生活では、【不満】は原石だと心に留め宝探しをしていこう。


Talk 2 / 素人は伸び代しかない

     (Part2 Q06を読んで)

ここに来て、驚く人物が登場した。去年日本のニュースで話題になったカルロス・ゴーン氏だ。私のなかで彼は日本の法律を出し抜いた悪いやつというイメージしかなかった。しかし、この本では潰れかかった日産自動車を救った“英雄”のような文が綴られていた。あー!またやられた、これが情報操作だ。何か悪いことをするとそのことだけが切り取られて報道される。その人が今までどんな人生を歩んできたかお構いなしに、まるで生まれてからずっと悪者だったかのように。気をつけていたが、やられてしまっていた。報道される情報はその人、物事の一面であって他にも色んな面があること。これは肝に銘じておきたい。

さあ、話が逸れたから戻そう。この問いでは、中途半端な知識・経験はブレーキをかけやすくなり、素人は先入観がないことからうまくいくことが多いということが述べられていた。先程のゴーン氏の件でも似たようなことが言える。先に悪者という情報が入ってきて先入観が構築されていたのだ。人と接するとき、何かを始めるとき、よくこう言う。

初心忘るべからず

素人であり続けるというのは初心を持ち続けるということ。自分で壁を作らないためにもその意識を持ちたい。

過程ではなく結果がすべて

プロとアマの違いが記されている。私は過程が大事だと考えていた。それがアマチュアの考えだったなんて、衝撃だ。例えば、1週間後に宇宙飛行士の試験がある。Aさんは毎日寝る間を惜しんで勉強した。Bさんは朝と昼に3時間ずつだけ勉強した。Aさんは試験中、睡魔に襲われ問題に集中できず不合格、Bさんは試験時間に合わせて生活のリズムが整っていたため集中して問題が解け宇宙飛行士になった。というようにどれだけ時間を割いて取り組んでも結果が伴わなければ宇宙飛行士にはなれないのだ。必死に取り組む、諦めずに続けることは大切だが、結果にこだわることも忘れてはいけないことを学んだ。

結果にこだわってこそプロ

結果を出せる人ということは細やかな軌道修正し目標達成するのに何が必要か、日常的に考察できる人である。プロを目指すのではなく、素人感覚を持つプロになる、そう決めた。


Talk 3 / SNSは美味しい宝箱

ここからは私の日記のように綴る。昨日SNSを何気なくスクロールしてると、【トマトは焼くとリコピンが増える】という記事と出会った。なにそれ!と飛びつくように記事を読む。昨今、SNSの誹謗中傷などでSNS疲れが問題視される中、こんな出会いがあるからこそSNSはやめられない。

自分の知らない世界を見せてくれる

これはさすがに美化しすぎな気もするが、料理のレシピから豆知識、収納術にDIY…なんでも手軽に情報が手に入る。まるで宝箱のようだ。

その記事の最後にはご丁寧に『ラタトゥイユ』のレシピが載せられていた。夜ご飯のメニューが決まった瞬間だった。トマト、ナス、豚肉を食べやすい大きさに切り、鍋に放り込む。オリーブオイルをひと回し、塩胡椒を少々いれて煮込む。手軽すぎて味が心配になる。そんな私の心配を他所にここ最近で1番の美味しさを誇る夜ご飯が出来上がった。これはマジで美味しいからぜひ試してほしい。

SNSの宝箱から見つけた宝石は私の食卓で輝いた。

SNS疲れは日常の【不満】だ。宝石にもなりうるこの宝石箱をどう改善するか、宝探しのはじまりだ。




Ricky.







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