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【nomadsculpt】オブジェクト全体のポリゴン数を変えず、ブラシが影響する部分のみ分割数を変える方法(zbrushのsculptris proの機能)

ポリゴンの分割数が少ないと、細かい部分を造形できません。

しかし、細かい部分を造形するために、オブジェクト全体のポリゴン数を細かくしてしまうと、CPUに余計な負荷がかかってしまいます。

また、ポリゴン数が増えてしまうと、オブジェクト全体を統一感を持ってコントロールするのが難しくなるというデメリットもあります。

可能であれば、ブラシが影響する部分のポリゴンだけ分割数を増やしたいところです。これができれば、オブジェクト全体の分割数を増やさなくても、細かい部分を正確に造形することができます。

nomadsculptのDynamic topologyをオンにしてやると、ブラシが影響する部分のポリゴンだけ分割数を増やすことができます。

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nomadsculptを起動し、上部左上にある格子状のアイコンをタップし、ポップアップウィンドウ内にあるDynamic topology > Enabledにチェックをいれると、ブラシが影響する部分のポリゴンだけ分割数を増やすことができます。

どれだけ分割数を増やすかは、Enabledのすぐ下にあるDetailの数値で設定できます。

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上画像の左側のブラシの軌跡は、Dynamic topology > Enabledがオフの状態のものです。

上画像の右側のブラシの軌跡は、Dynamic topology > Enabledがオンの状態のものです。ブラシが影響する部分のポリゴンだけ分割数が増えているのがわかります。

ブラシサイズをさらに小さくしてスカルプとすると、ブラシサイズにともなってポリゴンがより細かく再分割されます。なので、一々こまかな部分を造形するために、オブジェクト全体の分割数を上げる必要はありません。

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