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声かけはユーモアをもってハッピーに

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子どもたちの言動に、正面からぶつかりたくなる事はありませんか?大抵先生も子どもたちも嫌な気持ちになっちゃいます。そんな時はこんな風にユーモアをもって声をかけて見ませんか?
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#指導法

牛乳を飲んでるときに笑わせてくるんですけどにはこう答える

牛乳飲んでる時に笑わせてくるんですけど担任の先生なら、この相談何度も受けたことがあるんじゃないでしょうか? 私も、どんなクラスを担任しても毎年相談を受けました。低学年から中学年では、それはもう頻繁に。 ちょっとやんちゃな子たちは、無意識的にみんながちょっと嫌がる事をして注目を集め喜びます。注意喚起行動です。みんなが嫌がるという反応自体が報酬となっているので、みんなが騒いだり、過剰に嫌がったりして反応することは逆効果になります。 ところが、それがわかっていない若い頃のわたし

大事なことだから10回言います

前回のコチラの記事では、部分復唱で、「子どもたちの聞いてない」への対応方法を書きました。最後に部分復唱以外のアイデアについても書きました。 今回は、下のアイデアの中で、特にわたしの好きなユーモアを使った声かけについて紹介していきます。最後まで読んでいただけると、明日からの学校がちょっとだけ楽しみになるかもしれませんよ。 前回紹介した部分復唱以外のアイデアはこちらいつも定番の活動として、前回紹介した部分復唱を行っていますが。「慣れる」は習慣化して定着するという側面ももちろん

「見えないから席替えして」って言われたら

1 どんな席替えをしてる? 席替え、先生方はどのような方法で行われていますか? くじ引き、お見合い方式、席替えソフト、先生が組む、自分たちで・・・。 いろんな方法はありますが、おそらくどのクラスでも、視力についての配慮はされていると思います。 2 席替えでの配慮は?私の担任しているクラスでも、視力に応じて、1列目の席、2列目までの席、3列目までの席と言った具合に、視力検査の結果と本人の申告により視力に配慮して席を決めています。 「席替えをして、後から目が見えませんと

子どもたちが素直に話したくなる許す心と魔法の言葉

大人だって失敗します。子どもはなおさらです。子どもたちは日々トラブルや失敗をします。でも、なかなか素直に認められない子もいます。素直に認めたほうがすっきりするのにそれができないのは子どものせいでしょうか? 子どもたちが素直に認められないのは、こんな経験をしたからかもしれません。 結局、こんな仕打ちを受けるくらいなら認めずに、しらばっくれたほうが得だぞという経験をしてしまったからかもしれません。私自身も子どものころにこんな経験を何度もしました。 では、どうしたら子どもたちは