ACLラウンド16 名古屋グランパス対大邱FC 1点目(noteのテスト)


【名古屋はサイドにスピードある選手がいるから】

戦前の名古屋の印象をこう語った大邱。そしてサイドに蓋をしに行った大邱。相馬をしっかり捕まえた大邱。けど誤算はどうやら「8番が出てくると思っていた」という監督の言葉からも分かるように、シュヴィルツォクの先発だった。

大邱は名古屋のSHに単騎突破の仕事をさせないように、間合いをつめ人数をかけて外で潰しきる、もしくは1度DFラインに戻させてやり直させるという守り方をしてきた。もし中に入られても柿谷という選手の特性上前を向かせずインテンシティ高く行けば守りきれると踏んだのだろう。でも残念そこがシュヴィルツォクだった。前半11分過ぎ、ボールを受けにサイドによったシュヴィルツォクに吉田からのパスが入る。そこにに付く相手DF、それを上回るシュヴィルツォクのフィジカルとボディバランス。こう文字にして書いてみるといかにも単純だが実際はもっと多くの技術が使われているのだろう。とにかくシュヴィルツォクは大邱の予想を上回ってきた。だから相馬にリターンしたあと斜め前に抜け出した前田からパスを貰える位置に、対面した相手DFより早くポジションをとることに成功している。上記のような守り方にしている大邱は当然中は薄くなる。シュヴィルツォクは右足を振りぬきシュートを放つ。

【シュヴィルツォクが叫んだモノ】

「!!!!!」

スコアを1-1とするゴールを決めた後カメラに抜かれたシュヴィルツォクはスタンドに向かって指差し叫んでいた。この時は「あれ?近親者の方でもいるのかな?」と思っていたけど数回見ているうちに読唇術に成功した。間違いない、あれは、

「オーーモリーー!!!」

気づいた時なぜか複雑な気分になったのはここだけの話にしておきたい。ただシュヴィルツォクがインタビューでも答えていたが大森SDはかなりシュヴィルツォクのお世話をしているようでシュヴィルツォク自身も大森SDに対してかなり心を許していそうだった。シュヴィルツォクにとってそんな人が異国の地で1人でもいたよかったし、そういう存在になってくれた大森SDには感謝したい。いや、獲得してくれたことに感謝が先か。

※これはnoteの活用練習として書いたものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?