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ボカコレ2024冬を終えて。

こんにちは。Sig-Rick.です。YouTube、ニコニコ動画にてボカロPやってます。
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久々のnote更新ですね。Sig-Rick.に改名してからは、初の更新となります。今回は自身にとって最後のルーキーとなった、ボカコレ2024冬の振り返りでもやっていこうかなと思います。
ボカコレ参加作品である『No Doubt』を貼っておくので、まだ見てないよって方は、ご視聴いただけると嬉しいです。


まずはみなさん、ボカコレお疲れさまでした!僕の曲を聴いてくださった皆さん、ありがとうございました!

0.総括

\ラストルーキーです/
\ラストルーキーです/
\ラストルーキーです/
\ボカロックです/
\ラストルーキーです/
合体ッ!

ボカロック?

ガッガッガッガッ

ラストルーキーの中にボカロックが混ざっちゃってるぞ~!?
これは一体どうなっちゃうんだあ~~~!?


圏外

ダメ~~~~~!!

真面目に振り返ります。

1.ボカコレ2023夏を終えてから

振り返りは、夏ボカコレまでさかのぼります。
当時『ウルフ』を自信満々に公開して掠りもしなかった僕は、ひどく落ち込んでいました。
どのくらい落ち込んでいたかというと、

めちゃくちゃ落ち込んでるやん。もはや病んでるやん。
改めて読み返すと、ガチで凹んでてびっくりしますね。
まあ、ここを経て自分の音楽について見つめなおして、「やっぱり自分のやりたい音楽をとことんやろう!」と考えるようになったわけです。ロックを全開にして、ギターを歪ませて、チューニングもドロップにしちゃって。今思うと、ここがボカコレ2024冬のスタート地点でしたね。
『No Doubt』の制作裏話とかは、また改めてnote書きます。(ここ伏線)

2.ボカコレ開催1週間前

ボカコレが始まる1週間前、ちょっとした事件が。
開催1か月前になると、動画を予約投稿する方がけっこういると思います。自分もその1人です。今回は1か月前とまではいかないものの、26日くらいに予約投稿を済ませていたはずでした。

はずだったんです。

ボカコレ開催から1週間ほど前、寝る前に予約投稿した動画を確認していました。

やっぱりいい曲書けたなあ。
イラストも動画も、めちゃくちゃかっこいいものを作ってもらえたなあ。
ボカコレ当日、楽しみだなあ。

よし、そろそろ寝るか。

視聴履歴から今の動画を消して…と。

次の瞬間、予約投稿が消えていました。
眠さ半分で視聴履歴を消そうとして開いていたのが、履歴ページではなく投稿動画ページだったんですね。で、そのまま消去と。血の気が引くってこのことなんやなって。

みんなも押し間違いには気をつけよう!予約投稿が済んだからって油断するなよ!おじさんとの約束だぞ!

3.ボカコレ期間中

ほんへ。
そんなこんなで迎えたボカコレ当日。
みんな聴いてくれるといいな。どんな曲が投稿されるのかな。自分の曲はどこまでいけるかな。
わくわくしながら自分のPCの前で座って今か今かと19:00になるのを待っているわけもなく、残業してました!!!!!!
普通に19時過ぎまで職場にいました。この週から急に仕事増えやがって。許さんぞまじで。結局帰宅したのは20時頃でした。

さ、ここから真面目な空気になるよ。

日付が変わるくらいのタイミングで、ひとつ察したことがあります。

やっぱり今回も、最終ランキング入りは無理だな。

そう思ったとたん、いろんなことがよぎりました。

今までで1番自信あったのに。
こんなにかっこいい作品を用意できたのに。
いろんな人にアドバイスをいただいたのに。
これでダメなら、この先どんな音楽を作ればいいんだろう。
好きな音楽を作らないのなら、僕が音楽やる意味ってなんなんだろう。

なにも考えられなくなりました。ほんの一瞬、"引退"の文字が頭に浮かびました。

そんなとき、大きな転機となる出来事がありました。
2/24(土)深夜の、「#お話しげたか」です。

この日は、めずらしくリスナーとしてのみボカコレを楽しんでいる方が登壇しました(くりたさんと親しい方っぽかった)。そこで、その方はこんな話をされていました。

今回曲を出した方はネガティブにならないでほしい。自信がなくたって、あなたの曲を待っている人はいる。あなたの曲は必ず誰かに届いている。だから、辞めるなんて言わないでほしい。

本当に刺さってしまって。スペースを聞いて涙が出てくるなんて思っていませんでした。自分に向けて言っていたわけじゃないのに、少し救われた気がしました。

そんなこんなで、ボカコレ集計期間が終了。
当然、最終ランキングに入るわけもなく。
まあそうだよな。
悔しいけど、嬉しいこともあったし、得られたものもあった。また頑張るしかないな。
そう思っていたときに、discordに1件のメッセージが。
僕と普段から仲良くしてくれていて、時折僕の音楽のデモを聴いてはアドバイスをくださる方からでした。(今回の曲にもアドバイスをくれました。)僕の友達であり、尊敬しているボカロP仲間です。
要約すると、こんなかんじ。

数字なんて気にしなくていい。音もよくなってたし、これは渾身の1曲なんだなって思える作品だった。

そのときに、いろんな感情が溢れてきちゃって。悔しさ、嬉しさ、無力感、申し訳なさ、感謝。気づいたらわあわあ泣いてしまって。

あんなにすごい曲を作れる人がこんなに近くにいてくれて、僕はなんて恵まれているんだろう。
もっと頑張って、少しでも追いつきたい。

そうして、僕の最後のルーキー、ボカコレ2024冬が終わりを迎えました。

4.ボカコレ2024冬を終えて

率直な感想としては、「悔しい!!!!!」です。でも、ただ悔しいのではなく、さっきも書いたように、嬉しかったことも、得られたものもありました。いつかの夏ボカコレのようにただ負の感情だけが残ったわけではなく、適度な嬉しさと適度な悔しさが残っています。創作するにはめちゃくちゃいい状態です。
でも、やっぱり悔しい!!!!!でも楽しい!!!!!こんなに苦しくて楽しいこと、そうそうないよ。

5.おわりに

僕は今後も、ロックを書き続けます。自由に音楽やらねェとボカロPやってる意味がねェので。もっと強くなります。
次のボカコレからは、僕はTOP100への挑戦となります。たぶんですが、出ます。そして、奇しくも、ボカコレ2024夏の最終日である8/5は僕の誕生日です。最高の誕生日プレゼントをもらいに行きます。

それと、今回の僕のように、思うような結果が出ずに落ち込んでいる人。

僕が言えたことじゃないけど、あなたの音楽を待っている人は、必ずいます。

今回のボカコレは、ルーキーのレベルが上がったと言われていました。前回のボカコレも、同じことを言われていました。そんななか、僕のように、合成音声ソフトを手に入れてすぐにボカロPデビューした方もいるでしょう。ヒノキのぼうを片手に歩き始め、やっとどうのつるぎを手に入れて町に着いたと思ったら、まわりが皆エクスカリバーを背負っていた。きっとそんな感じでしょう。でも、どうか曲を書く手を止めないでください。結果ばかりを見てしまうと気づかないこともあります。あなたの曲が、誰かにとってはただのどうのつるぎにしか見えなかったとしても、別の誰かにとっては、世界に1つだけの勇者のつるぎかもしれません。

そのつるぎを研いで磨くことができるのは、あなただけです。

いい感じに締まった(?)ので、ここらへんにしておきましょう。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

礼を言う おれはまだまだ強くなれる

ONE PIECE 巻二十一

おまけ

無期限休載している「しぐれにスコアブック」ですが、「Sig-Score.」(しぐすこあ)と名を改めて連載再開します。近日中に更新すると思います。本来ならば『不退転』の解説記事にするところですが、先に『No Doubt』の解説とさせてください。(伏線回収)鉄は熱いうちに打て、ってね。

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