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共働きを辞めて、子育て専念、再び仕事

子どもに限らず、パートナーや親が体調を崩しても、看病や通院などのフォローをしながら働いて、収入も満足している人は世の中にどのくらいいるのでしょうか?私はギリギリまで頑張って、プツンと仕事を辞めたくちです。

今は専業主婦なので、今年の秋のインフルエンザの流行中に学年閉鎖から子供たちがそれぞれ罹って15日間、子供が家でオンライン授業を受けていても、熱を出して通院していても、体制に問題はありませんでしたが、今、そんな状況下にいる共働き家庭を思うと、どれだけの苦労を重ねられているのか、胸がきゅっとなります。

以前は夫婦ともにオフィス勤務ありきで在宅ワークを推進しないタイプの企業に勤めていましたが、今回の状況下だったら、どうやって乗り越えていただろうと、理想な姿を考えてみました。

あの頃より成長した夫と共に半分ずつ、無理やり在宅ワークを取り、有休を取得し、夜中の看病も二人で交替しながら出来たのではないかと思います。子供が小さい頃はこういう時の対応は私が9割負担という感じでしたから、会社を辞める、というところまで追い詰められたのだと思います。

なので、会社を辞めて、専業主婦になった後も、家事育児という家庭の運営は、どちらかに負担が大きいのではなく、共にフェアに分かち合っていくものだと、ことあるごとに夫には話してきました(辛かったころの恨み節はほどほどに)。

仕事は一生続けると思っていたし、私にはやりがいのあることだったし、それを理解してくれている夫と家族になったのですが、社会や会社の状況など、現実はなかなか厳しいものでした。

当時はちきりんさんのブログを読んでは、気持ちを奮い立たせて頑張ろうとしたり、何のために働きながら子育てしているのか、自問自答を重ねる日々でした。子育てと働くことの両立が目的になってしまっていたなぁ、と。

でも、義母がなくなり、命は突然消えること。
子供のクラスが学級崩壊していて、登校を渋っているのに、息子を何とか学校に行かせざるを負えなかったこと。
私の中で、この2つがきっかけで
「子育てがひと段落してからまた働けばいい」
という気持ちに落ち着き、会社を辞める決断が出来たのでした。

そして今、下の子が小学3年生になり、そろそろ働こうかな、というステージまで来ましたが、今度はなかなかに再就職が難しく。
在宅ワークを希望しているので、今は狭き門ですが、企業への再就職活動もしつつ、在宅で出来る単発のお仕事もし、木下斉さんをはじめVoicy聞いたり、本や動画で学んでアウトプットしつつ、後半人生をチャレンジしているところです

有休を遠慮しながら使い、せっせと出社し、子育てしながら会社で働くために運用であれこれ改善できただろう事柄を、上司や人事に掛け合わなかったこと、狭い視野しか持ち得ていなかったと思います。

自分にとって何が大事か、何を捨てて何を選ぶのか。
たくさん書き出して、夫婦で会話して、自分が納得する選択が出来たのではないかと今では思っています。
そのためには収入が夫だけでも大丈夫なように新築マンションの購入を見送り、ライフプランを見据えて収入や貯蓄の配分を考えたり、準備もしていました。

終身雇用制度も危ぶまれる中、仕事に集中する時、育児に専念する時、再び働き始めることを個人が選びやすい世の中に、そして一人一人がしっかり考えて、選んでいかないと、世の中はなかなか変わりませんね。

普通の門に辿り着けたのだから、まだまだ頑張らねば!と思っていた頃に読んでいたブログ

仕事と家庭の両立はもう辞めよう、と気持ちがぐっと高まったブログ

ちきりんさんのブログや本から、考えること、決断すること、たくさん学ばせていただきました。感謝しかありません。

悩んだ時は、悩むだけでは解決しないので、本を読み、書き出して、解決に向けて冷静に判断していきたいです。

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