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キラキラ足りてますか?

皆さまこんにちは。
昨日は9時に就寝したKCです。
思えば友人に対し、
「私、note毎日投稿するわ。」
とデカい口を叩いたあの日。この様です。
明日頑張るから、、。と思いつつもやらないのが人間。
明日野郎は馬鹿野郎だ。いつか見たドラマのセリフが私を引っ叩いてくる。ごもっとも。
今から本気出す。本当だよ。
さて、前説はこの辺りにして今回私がお話しするのは、想像の120倍いや、それ以上の衝撃を受けた『舌のピアス施術』についてお話ししましょう。
※舌のピアス施術なんて格好付けた言い方をしましたが、純粋に舌にピアスを開けると解釈してもらってOKです。

3月下旬、私はふと思った。
「ピアス開けたいなぁ」と。
なんでそう思ったの??と言われれば単純に、可愛いからと答えますが、実際には某SNSを見てた時、え?ピアスってこんなにキラキラしてて可愛いかったっけ??と、中学生の頃に初めて銀歯を入れた時のなんとも言えないあの高揚感。
産まれてから元より無いものを身体の一部にする狂気的な秘匿感。
それらに似た感覚が私の中に爆誕したからです。
どうも変態です。へへっ
しかし、私と言う愚か者は高校を卒業してすぐ耳の軟骨にピアスを開けましたが、開けた翌日から沖縄に行き散々海で遊び散らかしたところ見事化膿。
そりゃもう酷い目に遭いました。
自業自得ですが。
それ以来ピアスが怖くなり開けることはしませんでした。
あれから5年、一度閉じた扉を開ける時が来ました。でも耳にはもう開けたく無いなぁ、そう思いつつ某SNSを見ているとおや????
この人舌がなんかキラキラしてる、、え!!!!
ピアスじゃん!!!!すごっ!!!!舌ピ可愛い!!!!!開けよ!!!!!
恐ろしく単純ですね。

それから私は舌ピアスについて調べました。
調べていくとどのサイトにも共通して書かれているのが、マジで痛いということ。この時点で少し戦意を喪失した、
どうしよう、、。そうだ、ギャルに相談しよう。
京都じゃねーんだからよ、というツッコミはさておき、私はギャル(私が勝手に呼んでる)に連絡を入れました。
「もっしもーし⤴︎⤴︎KC元気ぃぃ⤴︎⤴︎え!!!!!舌ピアス開けるの?????ブチ上げじゃぁん⤴︎⤴︎なに?日和ってんの??ウケるぅ⤴︎⤴︎ゥチが行ってるピアススタジオ紹介してあげるよぉ⤴︎⤴︎今から迎えにいくから待っててぇ⤴︎⤴︎じゃね☆」
恐らく私以外にもこうしてギャルに救われた人がいるはずだ。話早くて助かる。
その後迎えに来た彼女と一緒にピアススタジオへ向かった。

「着いたヨォ⤴︎⤴︎ゥチ車で待ってるからいってきなぁ⤴︎⤴︎」
え、私1人で行くの????????
着いてきてくれないの!!!!!!!?????
と、私は不安でいっぱいだった。
「大丈夫だょ⤴︎⤴︎優しい人だょ⤴︎⤴︎」
ほんとかよ、、半信半疑でスタジオの中に入ると奥からハリー◯ッターシリーズにいる凄腕の魔法使いみたいな人が来た。

ダン◯ルドア????????

私の直感がそう言っている。うそやん、、、
完全に不意打ちを喰らった私に対し、某校長は淡々と舌ピアスについての説明を始めた。
話している感じはとても良かったので少しずつ安心し始めた。
説明が終わる頃には不安はほとんど無く、やる気に変わっていた。
よし。やろう。
腹を括った私は料金を支払い施術室へ向かった。
口内の洗浄が終わり、とうとうその時が来た。
消毒液とゴム手袋の匂いに満ちたその空間が緊張を強くさせる。
舌を出し、目を瞑る。開いていても良いらしいのだが結構トラウマになる人はなるらしい。
プツリ
それは突然だった。
舌に冷たい感覚が走り、その後に遅れて鈍い痛みが追ってきた。
(この時の私の状態としては涎垂れ流しの牛みたいになっています。)
初めての感覚に「おわぁぁ」と変な声が出る。
一瞬にして舌はその冷たく鋭い物に貫通されていた。
あれ?あんまり痛く無い??余裕じゃん!!
しかしこの後ペンチを使ってキャッチを締めるのだが、マジで痛かった。ちょっと泣いた。
施術を終え某校長から「これからは1日5回はマウスウォッシュをしてください。口の中を清潔にすることが大切です。」との今後の口内ケアについてご教示いただきギャルの元へ。
「おつかれぇ⤴︎⤴︎どうだった??」
、、、、。
「え?どしたん??」
、、、、。ヒャべれない、、。
ギャルは隣で爆笑。
そうです。施術が終わって10分程でしょうか、全く喋れません。痛い。ジンジンという痛みが永遠に続いてくるし、段々と舌が腫れてきて、滑舌が見事に死亡。
喋れないのも辛いですが、個人的に一番辛かったのは口の中の唾液を飲み込めないこと。
飲み込むには飲み込めるんですがそれが一苦労なんです、、。トホホ、、。

夜、家に帰り某校長の教えに基づきマウスウォッシュを口に含んだ瞬間、

痛えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええ!!!!!!

耐え切れず吐き出す私。
これを1日5回もやるの????無理だろ、、、
半分泣きながらなんとか頑張ってうがいを終えた。
口から唾を吐き出すのもままならない。
今の状況に絶望しながらこの日はもう眠りにつくことにした。

次の日、ここは正直に言いましょう。
開けた当日よりも確実に2日目の方が痛いです。
舌が腫れ過ぎて、もはや焼肉屋に牛タンとして出荷出来そうなレベルです。
そして、皆さんお待かねの食事がやってきました。
前日、ギャルからウィダーインゼリーを貰っており、それを口の横から入れ極力舌に付けず飲み込む。どんな苦行やねん。
こんなにもウィダーインゼリーに感謝した日はありません。あの食べ物は天才が創り出した奇跡の産物ということがわかりました。この度はお世話になりました。感謝。
物を飲み込む時舌はこんなにも使われていたのだなぁとしみじみ思い、舌ピアスを通して人体について理解が深まりました。人間って凄い。
滑舌は相変わらず死亡しており人と話すと3回は聞き返される。
そしてもう一つ分かったのが、「ら行」がマジで言えない。これについて自分の身体を使い、研究してみたところ上顎に舌を付けて発音するからという結論に至りました。そりゃ言えないわな。

3日目
だいぶ痛みに慣れてきたのかちょっとましに思えてきました。
相変わらず飯は10秒メシです。
腫れはちょっと引いた感じがしましたが滑舌はクソです。
この日は友達とサイ◯リアに行ったのですが、友達は美味しそうにドリアを頬張っている傍ら、私は離乳食みたいなブロッコリーを細かくそれはもうほぼ液体みたいにして食べました。
ここで思ったのがご飯をゆっくり食べると量が少なくても満腹になるということです。
よく噛んで食べろと言っていた祖母が伝えたいことをなんとなく理解出来た気がする。
ありがとうおばあちゃん。

4日目
初めておにぎりに挑戦。かなりゆっくりだけど一つ完食出来た!!!!嬉しい!!!!
なによりご飯が美味い!!!!美味い!美味い!!
この日から派手な舌の動かし方をしない限り痛みを感じなくなった。
腫れもだいぶ引いてきて、いい調子。
この頃から滑舌も徐々に回復してきて、相手に聞き返されることが少なくなった。
着実に完全体へと近づいている。

5日目
試しに味噌汁を飲んでみる。
結果は成功。こんなに美味い味噌汁飲んだことない、それほど美味しかった。
ご飯を食べれるってホント幸せなことなんだね。
この日初めてまじまじと自分の舌を鏡で見てみた。
舌の真ん中にはキラキラと光るピアスが圧倒的存在感でそこにある。

うわぁ、可愛い、、、!!!!

めっちゃいい、ホントにテンションブチ上がりました。

いやあ、長い人体実験でしたね。
冗談はさておき、それから2ヶ月経過した今はもうなんの支障もなく日々を過ごしています。
ふとした瞬間に見えるピアスがたまらなく愛しく感じバイブスがブチ上がってます。(個人的にはね!)
なんとなくですが舌ピアスを開けたことによってちょっと前向きになれたというか、ポジティブになったそんな気がします。
例えば会社で上司に怒られている最中、
「めっちゃ怒られてるなぁ、でも私舌ピアス開いてるしな。」みたいな。
(あくまでも個人の感想です)
毎日鏡の前で舌を出して、ああ、私めっちゃキラキラしてる。なんてウキウキしながら過ごしています。
ピアス自体がキラキラしているのはその通りですが、それによって私自身もキラキラしてるように感じるのです。

今回の経験を得て思ったのが、きっかけは何にしろ自分が自分のことを好きになれるって凄い素敵なことなんだと思いました。
やってみたいことやってみて、それが合うのか合わないのかそれを知ることも大事。
経験が自信に繋がっていくと思うからこれからも自分に自信を持てるようキラキラ輝いていく!
Yeah!

#やってみた大賞

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