元施設長の奮闘記 感謝の言葉....①

皆様こんにちは。
元施設長のゆうゆうです。
介護をしていて一番うれしいことは皆様何でしょうか?
私は利用者様からかけて頂く感謝の言葉でした。
今回はそんなお話をしたいと思います。
 
私、実は介護の経験がないのにサ責になってました。
これはサ責くるはずだった人が来なくなって
苦肉の策で僕に回ってきたのが原因です。
最初私も不安だったのですが指導の人を付けると言われ引き受けました。
ただその方が一癖も二癖もある方で
分からないことがあったので聞きに行くと
「まず自分で調べて」
調べてあってるか確認すると
「調べたんやろ。それでええんちゃう。」
と言われ、あとから間違っていたら
「なんで勝手にすんねん。最初から聞きにこいや。」
と言われこのやり取りの繰り返しでした。
後々上司に聞いたら私の悪い話しか報告をしてなかったみたいです。
そんな事がしばらく続きました。
その日ある利用者様がオムツ交換をしてほしいと言われたので向かっていたら
「オムツ交換出来てるか確認する」
と指導役の人がついてきました。
案の定オムツ交換をしていたら
「ずれてるやろ。」「ちゃんとやれや。」
と利用者様の前でも大声で言われてました。
げんなりしていたらその利用者様が
「うるさいねん。ちゃんとやってくれてる。あんたがやったほうが痛いし
気持ち悪いねん。気分悪いから出てって。」
と言ってくださりました。
出って言った後
「あんなん気にしたらあかんで。あいつの方がへたくそやから。
いつも本当にありがとう。」
と言ってくださりました。
本当にうれしかったです。
毎日何かで言われ続けており仕事に行くことがつらかったのですが
利用者様の「ありがとう」の一言でつらかったことが消えました。
その時初めて介護の仕事の楽しさというものが出来ました。
 
今回の話はここまでにしようと思います。
介護の仕事がきつい、給料が安い、においが嫌という声がありますが
仕事をしててだれかから「ありがとう」と言われることってそんなにないと
思います。
ここに介護の仕事の楽しさがあると思います。
こういう経験ができるってことを介護の仕事をしようと検討してる人に
伝えていけたらいいなと思います。
読んでいただきありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。
ゆうゆう

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